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黒い微小テントウムシ

いままでさんざん「クロテントウ」と言ってきたケヤキ樹皮下の微小テントウが、改めて再チェックした結果ほぼ全て「ハダニクロヒメテントウ」だったと分かり、あわてて図鑑ブログのページを修正しました。しかし、そうなると、真の「クロテントウ」は撮ったことが無いってことになってしまいます。ただ、過去に撮った画像の中に、具体的な種類が分からなかった微小テントウが3種類ほどあるので、おそらくそのうちのいずれかがクロテントウなんじゃないか・・・・と思うのです。そこで、とりあえずその3種の未同定テントウの画像を貼っておこうと思います。最近、新しい写真を撮ってないので、つなぎの意味も兼ねて(汗)。

 まずはこれ。
残念ながら採集しておらず(採集しようとしましたが、手が寒さでかじかんでて、うっかり容器の外に落下)、画像もこれ1枚のみ。しかし、末端部が何となく内側にえぐれてる気がするので、ひょっとしたらエグリクロヒメテントウなのかも??

 続いてこれ。
体形的にクチビルテントウ類のような雰囲気もあるけど、頭部を正面から撮ってないので何とも言えない。体表面に光沢は無いけど、クロツヤテントウかもしれないし、ズグロツヤテントウかもしれない。いずれにしても、未採集&画像1枚のみなので判断は不可能・・・・orz
ちなみに、クロツヤテントウはヤツデ葉裏とかでちょくちょく見かけるけど、どういうわけか画像サイズの大きい写真が無いので図鑑ブログにはまだ掲載していません。

 水上にも
こちらは水元公園の水草の上で見かけた個体。手の届かない距離だったので撮影しか出来ませんでしたが、水草の上を活発に動き回ってました。細部が画像からは分からないので、これも正体は不明のまま・・・・・。

 そしてコレです。
撮影したのが水元公園なので、上画像の水草の上のテントウと同種かもしれませんが・・・・。
こちらは採集したのですが、肝心の顔をちゃんと撮ってないのでヒメテントウ亜科かクチビルテントウ亜科かは不明。体形的にはヒメっぽいけど、かろうじて顔が分かる画像を見ていると頭楯が眼の前方にも広がってるように見えなくもない・・・・。脚はふ節まで全て黒いし、体長2ミリ未満と「クロテントウ」の特徴にも似てる気がする。はっきり言えるのは、ケヤキ樹皮下に居るハダニクロヒメテントウとは明らかに別の種類だということ。ハダニクロヒメテントウの場合は脚に黄褐色の部分があるし、触角の形状も異なってるので。


これ以外にも、体の一部に淡色部分がある微小テントウの未同定種が2、3あるのですが・・・・まあ、いずれにしても「微小テントウの同定は難しい」ってことですね(汗)。甲虫に限らず、出来るだけ背面だけじゃなく腹面の写真も撮る事を心がけてますが、テントウの場合は顔の正面も重要だということが今回分かったので、次回からはそれも忘れずに、採集必須でチェックしていこうと思います。
都内でも、まだ図鑑ブログ未掲載の微小テントウが少なくとも5種類以上は居ます・・・・。

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モンクチビルテントウ



もはや、どの公園でも普通に見かけるようになってしまった気がするモンクチビルテントウ。下手をすれば、ヨツボシテントウよりもこっちの方が数が多くなってしまってる。

ベニヘリテントウとアカイロテントウ


上はベニヘリテントウ

こっちはアカイロテントウ
ともにオオワラジカイガラムシなどを食べ、ときどき両種が混在したりして、とても紛らわしい。幼虫の体色はベニヘリが黒っぽく、アカイロは赤みがあるが、けっこう個体差があってどっちだか分からないような微妙な体色の個体も居る。蛹で見分けるのはまず無理(飼育のきっかけは、蛹で両種を見分けることが出来るかどうかをチェックするためだったが、結論は「不可能」だった)。羽化直後の個体では、アカイロでは前胸背板が赤一色だが、ベニヘリでは直後から大きな黒色部分があるので分かりやすい。

羽化直後の腹面の色は個体差があるが、脚色を比べるとアカイロは全体が真っ黒になるが、ベニヘリは部分的に黒くて赤い箇所が残るので区別しやすい。
テントウムシは個体変異が出やすい種が多いので、やはり想像以上に見分けるのは難しそうだ

ナミテントウは腹面も変異が多い



ご覧のとおり、ナミテントウの腹面を並べてみました。背面の斑紋パターンについては図鑑でも昆虫サイトでも書かれていますが、腹面の個体差について書かれているのは見たことが無かったので。・・・・しかし、まあ、既に皆も既知の事だったかも(笑)。
個人的には、背面の斑紋タイプごとに腹面の変異パターンが決まっていると思ってました。しかし、同じ斑紋パターンでも腹面の色が異なっている事が分かった次第です。つまり、背面か腹面、片側を見ただけでは反対側の外観は分からないってこと。おそらく、上画像には無い斑紋型や、異なる斑紋パターンどうしが交配した変り種なタイプでは、また違った腹面になるんじゃないかと思います。これを機に、ごくごく普通のナミテントウでも、今後はこまめに腹面も撮っていこうと思います。

アカヘリテントウ



・・・・というわけで、本日、ネームプレートの裏から出てきたアカヘリテントウ(笑)。

樹皮裏サロンとモンクチビルテントウ



周囲にこれといった樹木が無かったせいか、1本の樹に様々な虫たちが集まっていた。画像はそこに居た虫の一部で、他にもいろんな別種の虫が居ました。
驚いたのは、1本の樹から30匹以上のモンクチビルテントウがボロボロと出てきたこと。あまりにも多いので最初は紋が肥大したヨツボシテントウかと思ったくらいだった(笑)。
ちなみに、自分がモンクチビルテントウを見るのは今回が初。南方系のテントウで徐々に北上してるらしく、既に都内各所でも報告例がある。これだけの数が成虫越冬してる姿を見ると、普通種になるのも時間の問題かな。




最後の画像は、モンクチビルテントウとヨツボシテントウを比較した画像(やっと写真画像で比べることが出来た)。今回、実物を見て、腹や脚の色より、顔を見れば簡単に区別出来ることに気付いた(笑)。やはり、図鑑より実物を見た方が良いな(当たり前だけど)。

クロヘリヒメテントウ



クロヘリヒメテントウ。およそ2ミリ。肉眼で見るとホントにちっちゃい。
自カメラにはふだん不満ばっかり言ってるが、こういう微小虫を大きな画像で見られるようになったのは有難いっちゃー有難い(笑)。

ヤマトヒメテントウ?




河川脇のダンダラテントウが大量に居た植物近くで見つけた、赤っぽいヒメテントウ。体長およそ2.8ミリ。
頭や脚が赤褐色で、腹部末端節も赤いなど、腹面から見るとコクロヒメテントウ(Scymnus (Pullus) posticalis)にそっくりだが、背面から見たとき上翅の赤みが強く、翅端に淡色部が見えない。
体形は長細く、後方で狭まらない。上翅の真ん中辺りに帯状の毛が目立ち、翅の前方半分ほどの側縁は地面に対して垂直に平ら。胸部背板は黒く、両側に淡色部がある。横から見るとやや扁平気味の体形。
おそらくScymnus属のNeopullus亜属のヒメテントウだと思うが、カバイロヒメテントウ(Scymnus (Neopullus) fuscatus)や ババヒメテントウ(Scymnus (Neopullus) babai)と比べるとじゃっかん小さめで、カバイロヒメテントウの体腹面(脚色よりも淡い褐色)やババヒメテントウの翅色(黒色)とは一致しない。消去法で残った候補はヤマトヒメテントウ(Scymnus (Neopullus) yamato)で、体長は一致する。
保育社の甲虫図鑑ではヤマトヒメテントウの頭部や腹面の情報などは得られなかったが、中国のサイトには「メス;頭部は黄色がかった茶褐~暗赤色。触角と口器は茶色。小盾片は黒色。前胸背板は黒色で、前方の隅が2箇所で茶色。鞘翅は茶色~茶褐赤色。鞘翅の基部の縁と側縁は黒色。腹面は黒色で、前胸裏板の縁の折(?)と鞘翅の縁の折(?)は常に茶褐赤色。脚色はオフブラックで、脛節とふ節の色は比較的に薄い。鞘翅両側は比較的に平らで、腹面の第2腹板とそれ以後のそれぞれの色は境が明らかでない。」と書かれており、おおむね一致していると感じる。脚色の情報については少々違和感があったが、甲虫図鑑の画像の脚色とはほぼ同じに見える。
以上のことから本種はヤマトヒメテントウである可能性が高いと思うが、現時点では断言まで出来ないので「?」マークを付けておくことにした。

アカホシテントウ


アカホシテントウは、ウメの樹上でタマカタカイガラムシを食べる姿をよく見る。今週も、ウメの幹や葉裏に居る成虫を何匹も見かけた。
そんな中、フヨウの葉裏にも成虫が居るのを初めて確認した。たまたま飛来して休憩しているだけかと思ったが、葉裏に居たのは1匹だけではなかった。今の時期、フヨウの葉裏にはワタアブラムシが沢山群れていて、アブラムシ食のテントウ類やアリが集まっているのだが・・・・・アカホシテントウもアブラムシを食べることがあるんだろうか? とりあえず現時点では捕食の瞬間は見ていないし、アカホシテントウが居る周囲にワタアブラムシが居る様子も見ていないが、葉裏に居たアカホシテントウの何匹かの体表面に白いワタ状の物質が付いているように見えたのが気になる(アブラムシを食べた痕?)。採集せずに現場で捕食シーンが確認出来れば楽なのだが、今回見かけたテントウたちは葉裏でじっとしたままで、今回の謎はまだ解明されていない・・・・・・。


くりさき?



過去に撮ったナミテントウの二紋型と四紋型を全て見てみたが、これほど紋が小さくて上翅末端が尖って見える個体は見当たらなかった。ひょっとすると、これ、クリサキ?
「クリサキテントウとナミテントウの鞘翅斑紋の種特異性」という参考情報を見ると、クリサキの二紋型は「ナミテントウのように独立なものではなく、通常は四紋の変形である」と書かれていて、後方の二紋がほとんど消失しかけているためにぱっと見は二紋に見える上画像と説明が一致するように思う。しかし、今のところはまだ、クリサキの幼虫は見かけていない。幼虫さえ見つけることが出来れば(幼虫は両種で違いがはっきりしているので)、上画像の種類もはっきりすると思うのだが・・・・・。

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プロフィール

フッカーS

Author:フッカーS
東京都在住。
東京23区内にどんな虫たちが生息しているかを、自分で探して確認することにこだわってます。本格的な求虫道に入って5年目ですが、虫の世界は奥が深く、分からないことだらけです。
写真は100%コンデジで撮ってます。
当ブログでは、学名は特にイタリック体で書いていません。

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