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綿状の繭からコマユバチ羽化



水元公園の草に付いた綿状の繭を6つほど採集したところ、翌日にいっせいに羽化が始まりました。後で数を数えてみたところ、6つの繭から羽化した個体は合計330匹でした。繭から出てきたのは、体長2.5ミリほどのコマユバチで、翅脈を見る限りではどうやらサムライコマユバチ亜科に属する種類のようです。サムライコマユバチの仲間は過去にも何種類か撮影&採集などをしてますが、綿飴のような一塊の繭をつくる種類は初めてです。同じ亜科でも繭の形状や寄生の方法などが多種多様で、ホント驚かされます。こうなってくると、繭の外観だけでは何が出てくるのか予想出来ませんから、繭の正体を確かめるには採集して羽化を待つしかありません。ちなみに、繭を採集したとき、一応周囲を確認したのですがホストとなった虫の死骸は見つかりませんでした。再び同様の繭を見つけたら、今度は何とかホストが何なのかを探ってみたいと思います。





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ミカンワタカイガラムシから羽化したトビコバチ


ミカンワタカイガラムシの中にいくつか寄生されてるっぽい蛹殻があったので、採集して経過を観察していましたが・・・・


こんなん出ました。カイガラムシから出たこととその外観から、おそらくMetaphycus属と思われる微小トビコバチです。外観が似たものがいくつかの虫ブログ上で紹介されてますが、触角の印象はこっち、脚に黒紋があるところはこっちに似ており、両者の特徴があることから考えると前2種とはまた別の種類のような気がします。腹部が背面・腹面ともに黒く見えるのも、前2種とは異なってます。
ちなみに、寄生された蛹殻4つのうち、3つからはMetaphycus属のトビコバチが出ましたが、1つは科不明のコバチ(?)が出ました。体長はトビコバチよりも小さく、細部がはっきり見えないために科の絞込みさえ出来ませんでした。体長1ミリより小さいものは無理です・・・・orz

チビツヤアシブトコバチ



毎年、樹皮裏で越冬中の個体を見かける。

またもや寄生済みでした その3




ヒラタアブ類の蛹から出てきたコバチ類の正体は、ヒメコバチではなくコガネコバチ科の Pachyneuron 属でした。ほんの数日前に世田谷区の砧公園でも同属の仲間を撮っていたのですが、そちらは体色が黒っぽく本種とはまた別種のようなので、区別のために本種は「sp.(B)」としました。1つの蛹から孵化した幼虫は7匹でしたが、その後全てが蛹化したものの、羽化したのは5匹でした。羽化した5匹のうち、4匹は触角の柄節や脚が全体淡色で腹部が小さめだったので、たぶんそれがオスだろうと判断。1匹は触角の柄節の3分の2ほどが黒く、脚も部分的に黒く、腹部が大きめで、触角の構造が異なっていましたので、そっちはメスだと予想(画像上段の左側2枚)。
ヒラタアブの蛹から出てくるコガネコバチ科 Pachyneuron 属を検索すると、まず ヒラタアブコガネコバチ(Pachyneuron groenlandicum)がヒットします。専門家から同定済みの画像がおちゃたてむしさんのブログ上などで見られますが、メスの画像を見ても触角の柄節や脚の一部が黒くなかったので、おそらくおちゃたてむしさんが撮ったものとは別種なのでしょう。そんなわけで、やはり「sp.(B)」とした方が良さそうだ・・・・というわけでした。
ちなみに、当初この幼虫をヒメコバチ類だと予想したとき、「成虫の状態でワラワラと出てくるケースが多いようなので、それとは異なる今回の幼虫の正体が気になるところです」と書きました。そこに違和感があったのは、正体がコガネコバチだったから・・・というのがオチだったようです。何となくですが、寄主が蛹化している場合は寄生者は寄主内で孵化・蛹化し、ダイレクトに成虫が寄主から出てくるパターンが多い気がします。対して、寄主が幼虫のままである場合、寄生者は孵化後に寄主の体外に脱出し、そこで蛹化するパターンが多い気がします。幼虫の場合は、蛹と違って寄主の体が意図的に固定されてないため地表などに落下する恐れがあったり、鳥などに捕食される恐れがあるからかもしれません。幼虫の体下面で繭化する場合があるのも、隠れるという意味があるのかもしれませんね。・・・・・で、今回のコガネコバチですが、蛹から出てきたのが成虫ではなく幼虫だったのは何故だろう・・・・と考えた結果、本種が二次寄生も行えるタイプだったからじゃないかという予想に至った次第です。つまり、ヒラタアブ蛹内にヒラタアブトビコバチ(Syrphophagus nigrocyaneus)などの幼虫が居て、そこに二次寄生する場合もあるということで、その習性が一次寄生の場合でも働いちゃってるんじゃないかなぁ・・・・・なんて想像したのでした。まぁ、素人の安易な想像なので、全くハズレかもしれませんが(笑)。

またもや寄生済みでした その2



前回の記事から5日経過し、徐々に蛹の形になってきました。表面の形状を見る限りでは、やはりヒメコバチ類のように思えます。あとどれくらいで羽化するか・・・・待ち遠しいです(笑)。

またもや寄生済みでした


昨年末に杉並区で見つけたヒラタアブ類の蛹から、どの種類のヒラタアブが出てくるのかを確かめるために、室内で経過観察中だったのですが・・・・・・



昨晩にふと容器を見立てたら、蛹の1つから7匹の白い幼虫が孵化していました。蛹から幼虫の状態で外に脱し、そこで蛹化しようとしているので最初はコマユバチ類かなと思ったのですが、糞を排して転がっている姿は何となくヒメコバチ類のように思えてきました。ヒラタアブの蛹からヒメコバチ類が出てきたという情報も見かけるのですが、成虫の状態でワラワラと出てくるケースが多いようなので、それとは異なる今回の幼虫の正体が気になるところです。とりあえずこのまま様子を見ていこうと思いますが、もう1つのヒラタアブ類の蛹からはちゃんとヒラタアブ類に出てきて欲しいと思ってます。蛹の主を確認するために採ってきても、寄生者が出てきてしまうパターンが多く、種類の分からない蛹や幼虫がいつまで経っても謎のまま・・・・・困ったもんです(笑)。

TG-3さまさま



1月3日~1月10日の間に撮った小蜂類(出撃回数は3回)です。TG-3のおかげで今まで撮れなかった(スルーするしかなかった)微小蜂を撮れるようになり、冬だというのに新顔オンパレードです(笑)。AkeboNobashiさんのアドバイスでLG-1の使い方も分かってきたし、その他コツもいろいろ掴めてきて、今後の虫撮りがいよいよ楽しくなってきました。
・・・・・っていうか、相変わらず「引きが強い」ってことで、何か面白い虫、いろいろ撮れてます。ただ、撮影枚数が多過ぎて、金曜日の午後に1時間だけ立ち寄った公園の分すらまだ同定も画像整理も出来ておらん・・・・・。そして、土曜日は水元公園に出撃して、さらに400枚追加(バッテリー2本消耗、メモリー2枚目使用)・・・・・嬉しい悲鳴(ギャー!)。

コガタスズメバチ




今の時期の恒例行事になってしまった、スズメバチの手乗せ(笑)。

コツチバチ科の一種





いつもだったらフィールドで簡単に写真を撮るだけだったが、今回の個体は交尾しながら飛びまわっていたので、同種のオスとメスが確認出来るチャンスだと思って採集した。体長や外見の印象から、ふだん見かけるコツチバチ普通種は少なくとも3種のようだと思っていたが、今回の採集個体の細部を撮ってみるとやはり過去に撮ったのとは別の「3種め」となった。個体数がやや少なくて翅が真っ黒で大きい種類、秋に河川敷などの黄花に集まっている小型種、そして今回のは都心部の白花などに来ている中型種。ぱっと見は同じに見えるが、よく見ると頭部や前胸背の形などが微妙に違う。ただ、河川敷などの黄花に集まっている小型種は「どうせ具体的な種類までは分からないだろう」と思って採集してないし、正確な体長も測ってない。しかし、いずれコツチバチ科の種までの検索表がどこかに出ることを期待して、今回の種類と前回の大型種は細部を撮るようにした。近いうちに河川敷などの黄花に集まっている小型種も採集してきて細部を撮る予定だ。ひょっとすると、普通種は3種よりも多いかもしれない。何となくだが、体の光沢感が違う種類(もっとツヤツヤしてるヤツ)が時々混じってる気がする・・・・・。光沢感が強いのは、何となくマメコガネツチバチのような気がするが、普通に見かける3種の中には、そこまで光沢が強いのは居なかった。
ちなみに、今回の個体は交尾していたためオスとメスが同種なのは確かだと思うが、体長が違うのは普通だとして、翅が異なっているのはちょっと驚いた。翅色、縁紋の大きさの他、何と翅脈まで違う・・・・・。こうなると、同所から採集したオスとメスが交尾していなかった場合、それが同種なのか別種なのかを判断するのはなかなか難しそうだ。おそらく、種類を検索する場合、オスとメスとでは別の検索ルートを辿ることになるんだろうなぁ・・・・・・。コツチバチ類が難しく、具体的な種類の詳細情報がなかなか出てこない理由の一端が何となく分かった気がする。

 コツチバチ科の一種/メスの前胸背比較

オス羽アリ比較



とりあえず、自分で撮ったものだけで、オスの羽アリを並べてみた。
こうやって並べてみると、割と触角の形が見分けるポイントになりそうな気がする。

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プロフィール

フッカーS

Author:フッカーS
東京都在住。
東京23区内にどんな虫たちが生息しているかを、自分で探して確認することにこだわってます。本格的な求虫道に入って5年目ですが、虫の世界は奥が深く、分からないことだらけです。
写真は100%コンデジで撮ってます。
当ブログでは、学名は特にイタリック体で書いていません。

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