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ウロコアシナガグモのクモヒメバチ


6月28日に多摩川河川敷で見つけたウロコアシナガグモの腹部背面にクモヒメバチの幼虫が寄生していたので、種類を調べるために採集しておりましたが・・・・・

採集した翌日には、幼虫はクモの背中から離れて繭化し・・・・・

本日7月7日の早朝に羽化しました。その後「日本産ヒメバチ目録」で調べた結果、どうやらタケワキクモヒメバチ(Acrodactyla takewakii)という種類らしいことが分かりました。目録にはキタドヨウグモの成体から得られた記録がありましたが、ネットで検索すると「クモ画像集」のウロコアシナガグモのページに同種と思しきヒメバチの画像があり、やはりタケワキクモヒメバチとの見立てになってました。

ただ、クモヒメバチの幼虫はどれも似たものばかりで、ウロコアシナガグモに寄生するクモヒメバチが1種とは限らないので、ウロコアシナガグモの背中に幼虫が乗っかっているのを見ただけで「タケワキクモヒメバチだろう」と判断は出来ないとは思います。いずれ再び同様な光景を見つけたらきっと採集して寄生者の確認はすると思いますが、同種が出るか別種が出るか・・・・その結果しだいで本種のウロコアシナガグモへの寄生率などが分かってくる気がします。今後はいっそう、クモの背中に注目です(笑)。

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チビアメバチ亜科の一種?






「Information station of Parasitoid wasps」の亜科への検索ではとりあえずチビアメバチ亜科に落ちたが、合ってるかどうかは分からない。「日本産ヒメバチ目録」の同亜科のページでは、特徴が一致する画像は見当たらなかった。触角、翅脈、産卵管の長さなど、パーツはけっこう個性的に思えるので、専門家が見たら割と分かりやすい種類かもしれない。素人としては、ほぼ絵合わせでしか種類を捜せないので、目録の画像がもっと充実することを願うばかり・・・。

ヒメバチ不明種





12月9日の記事でまだ撮影出来ていなかった、サムネ画像中「CIMG3941()」のは極小ヒメバチ。やっと撮影して「日本産ヒメバチ目録」で調べてみたのですが、残念ながら種類は分かりませんでした。・・・・・っていうか、日本産ヒメバチ目録の画像リンクが外れてるのが多過ぎて、正直参考にならない。早く直して欲しいものです。
本種は体長およそ3.8ミリ。脚の形がメンガタヒメバチ亜科に似ている気がする。脚の形のほか、翅の縁紋がやたら大きいとか、翅脈がちょっと変わってるとか、顔が白いとか、腹部や胸部の背面に斑紋があるなど、かなり特徴がある。珍品感満載の小型ヒメバチだが、おそらく、分かる人にはすぐ分かる種類なんじゃないかと思う。見つけた場所も、住宅街に面したごく普通の公園だし。
とりあえず、ネット上には似たような感じのヒメバチ画像は見当たらなかった・・・・・。

アソハネナシヒメバチ



コマユバチ類の繭上で産卵中のヒメバチを見つけた。翅が無い外見から、トガリヒメバチ亜科のGelis属と思う。「日本産ヒメバチ目録」の絵合わせで、おそらくアソハネナシヒメバチ(Gelis asozanus)だろう。寄主の記載にあったコマユバチ類としては、アオムシサムライコマユバチ(Cotesia glomerata)の名前があった。同様の黄色い繭は市街地でもたまに見かけており、周辺で見かける鱗翅類はほぼアゲハ類とモンシロチョウ、シジミ類くらいなので、たぶんこの黄色いコマユバチ類の繭はアオムシサムライコマユバチの繭なんじゃないかと思う。採集しようとしたときヒメバチ成虫は採り損ねて見失ってしまったが、繭は採集した。上手く羽化させることが出来れば、アソハネナシヒメバチの新成虫か、アオムシサムライコマユバチのどちらかが出て来るはず。もしコマユバチの方だったら、この繭が本当にCotesia glomerataかどうかを確認出来るかも。

チビアメバチ亜科 Eriborus sp.





頭盾は溝で分けられず、前翅の鏡胞が閉じているため、チビアメバチ亜科のEriborus属と思われる。東京都本土部昆虫目録にはEriborus属の記録は無いが、本州に記録のあるEriborus属4種を比較してみると、前伸腹節の構造や脚色などから、本種はどうやらシンクイクロチビアメバチ(Eriborus molestae)らしい。もしこれがシンクイクロチビアメバチなら、寄主はリンゴコカクモンハマキやナシヒメシンクイといったハマキガ類ということになる。

キオビコシブトヒメバチ



キオビコシブトヒメバチ・・・・頭部がカッコイイ!

コウラコマユバチ亜科の仲間



希少種を除いてほぼ全ての種を画像で示すか、ほぼ全種を網羅した検索表が無い限り、やはり種類を特定するのは難しい。今回の個体は、腹部の構造や翅脈などから、コウラコマユバチ亜科Phanerotomini族のPhanerotoma属のうち、Phanerotoma亜属というところまでは分ったが、種類は結局分らなかった。絞り込みの結果、おそらくヒメキイロコウラコマユバチ(Phanerotoma planifrons)かトガリキイロコウラコマユバチ(Phanerotoma producta)のどちらかというところまで行ったのだが、両種の具体的な特徴についての情報が見つからなかったのでした。どちらか一方だけにある特徴の情報さえあれば、その部分の有無を確認するだけで種類が決められる・・・・・あと一歩だけに悔しい限りだ。とりあえず、ヒメキイロコウラコマユバチの不鮮明な画像との比較ではじゃっかん違いがあるようなので、現時点での第一候補はトガリキイロコウラコマユバチということになってるが・・・・・「トガリ」ってどこの部分を指してるんだろう?

チビアメバチ亜科の一種の繭



木曜日に職場近くの公園で、チビアメバチ亜科の一種の繭を採集した。今回は「タワラ形」の繭で、ネット上でよく「ホウネンタワラチビアメバチの繭」と書かれているタイプだ。しかし、おそらく繭・成虫ともに外見が酷似する仲間が複数種ありそうなので、実際に羽化してくるまでは誰の繭かは分からない。
ちなみに、チビアメバチ亜科の一種の繭は、過去に何度かタマゴ形の種類の飼育に挑戦しているが、ことごとく羽化に失敗している。その原因は全く分からないが、もしかすると容器内に繭を置いた状態が悪かったんじゃないかと推測し、今回は繭が容器内で宙ぶらりんになるようにした。この手の繭は中で幼虫が跳ねることで有名だが、もしかすると繭を揺らすことで、繭が空中にあることを確認しているのかもしれないと思った。繭は準備が整えば糸が切れて地面に落下するわけだが、それまでは空中に居なくてはいけないんじゃないか・・・・・・と考え、上画像のようにぶら下げてみた。
過去に飼育挑戦したタマゴ形の種類の繭は、いずれも容器内に置きっ放しにしていたが・・・・・そのような状態で羽化に成功した人、誰か居るのかな?

 ← タマゴ形の種類
※ 現在、5/10に採集したタマゴ形の繭2つの経過を見ているが、羽化してくるような兆しは全く無い・・・・・。またしても失敗かな・・・・?

ウスマルヒメバチ亜科 Lissonota sp.




樹の幹上に居るのを見かけることが多い黒いヒメバチ。長い触角と産卵管をもち、上から見て体形がスリムに見えるが、腹部第一節は幅広い。複眼の内側、胸部背の肩部、腹部末端に白紋がある。黒い触角は無紋だが、脚は各節の後半が赤褐色に見える。翅端と腹部末端はほぼ揃う。
長い産卵管と翅脈の特徴から、おそらくAtrophini族のLissonota属だと思われるが、日本産ヒメバチ目録の画像では完全一致する種類は見当たらなかった。


Diplazon sp.


 Diplazon sp.

体長およそ6.5ミリのヒラタアブヤドリヒメバチ亜科の仲間で、おそらく Diplazon属の一種だと思われる。
Diplazon属は過去に D. laetatorius 、D. scutatorius の2種を撮っているが、D. laetatorius は腹部の前方が赤褐色なので、どちらかというと腹部が真っ黒の D. scutatorius に近い印象を受ける。しかし、本種は腹部第2節後縁両端の白色部が無く、幅広の腹部第1節後縁に黄紋があるため、D. scutatorius(の標本画像)とは異なってみえる。腹部第1節後縁に黄紋があるという特徴から、今のところ第一候補は D. orientalis かもしれないと思っている。

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プロフィール

フッカーS

Author:フッカーS
東京都在住。
東京23区内にどんな虫たちが生息しているかを、自分で探して確認することにこだわってます。本格的な求虫道に入って5年目ですが、虫の世界は奥が深く、分からないことだらけです。
写真は100%コンデジで撮ってます。
当ブログでは、学名は特にイタリック体で書いていません。

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