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カトウカミキリモドキ

 カトウカミキリモドキ/メス
上は、昨日の早朝に近所(新宿区)の住宅街で捕獲したカミキリモドキ科Xanthochroaの仲間です。こやつら、うっかり強く持ったりすると皮膚炎を起こす体液を分泌するので、今までは持って裏側を撮ることが出来ずにいました。しかし、このままではこやつらがカトウさん(X. katoi)かアオさん(X. waterhousei)か区別できないので、1匹を採集してみました。複眼の離れ具合や触角の太さ・長さ、体型からみて、個体はメスです。


紙コップの上部を切り取り、虫眼鏡で蓋が出来るようにし、それを逆さまにする形で腹部下面を撮影。その画像を見ながらいろいろ調べた結果・・・・・採集した個体はどうやら、カトウカミキリモドキ(X. katoi)の方だったようです。
今までは、カトウさんの存在を知らなかったことと、「全国的にアオ~は普通種」という情報を鵜呑みにして、安易に撮ったもの全てを「アオカミキリモドキ」としていました。しかし、東京都本土部昆虫目録を見ると、少なくとも都内ではカトウカミキリモドキの方が記録が多い様子。さらに、カトウさんが皇居と赤坂御用地で記録されているのに対し、アオさんは両地区での記録無し・・・・・。私が今まで撮ったものの多くは、仕事帰りに元赤坂で見かけたものでしたので、実はそのほとんどがカトウさんだった可能性が極めて高いということになります。実際、今回の個体と見比べてみると、細部の特徴はほぼ一致(たぶん性別も同じ?)していました。過去に撮った画像の中で、アオさんと思われるものは、たった2枚でした。
今後は、まだ腹部下面を確認していないカトウさんのオス、アオさんのオス、アオさんのメスを採集して、比較したものを貼りたいと思っています。
なお、カトウさんとアオさんは上部から見ただけ(腹部下面を確認しない)では区別できないとされていますが、安易には触れませんし、いちいち裏返すのも面倒なので、何とか上部から判断出来ないものかと考えていましたが・・・・・①雌雄共に、アオカミキリモドキの方がスリム ②脚の脛節から先が、アオカミキリモドキの方が黒く、カトウカミキリモドキは腿節からふ節の先までほぼ同色・・・・といった違いがあるような気がしました。まだ比較した個体数が少ないし、あくまで個人的な印象ですが、これらについても今後、継続してチェックしてみたいと思います。
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ヨツボシクサカゲロウの顔の紋



複数の個体を見ていると、顔にある紋のうち口に近い方の紋は、変異とかがあるような気がします。以前貼った「紋が1対しか無い個体」も、そう考えると口側の紋が消失した個体だったのかも・・・・?
今の時期は、目の前のクサカゲロウ類を捕まえて顔を見るとほとんどがヨツボシ。他種はあまり見かけませんね。

アメバチとアメバチモドキ



昨年の3月と4月に練馬区や新宿区で撮ったアメバチ類に似た寄生蜂を、ハバチヤドリヒメバチ亜科のNetelia(アメバチモドキ属)の一種と同定し、しばらく図鑑ブログの方にもそのまま掲載していました。しかしその後、真のNetelia属(上画像)を四ッ谷駅内で撮影するに至り、先に撮った個体とは翅脈が全く異なっていることに気付きました。調べた結果、先に撮ってハバチヤドリヒメバチ亜科と同定した個体は、実はアメバチ亜科のOphion属の一種だと分かりました。撮影当初も、大きさ的にアメバチっぽいとは思ったのですが、翅の縁紋の隣に小さな紋が並んでいなかったので他種だと判断してしまったのですが、Ophion属の場合はそれが特徴の1つだったようです。ちなみに、図鑑ブログの解説文には自分で「翅脈が異なっているように見え・・・」と書いていて、同定時に翅脈を見比べたみたいなのですが・・・・・どこを見ていたんでしょうね、お恥ずかしい限りです(苦笑)。
アメバチ亜科のOphion属は前述のとおり何度か見かけていますが、アメバチモドキの一種は今回が初見。この辺も、東京都本土部昆虫目録の記録数と一致するように思えます。個体数は、アメバチモドキ類の方が少ないようです。そんなわけで、アメバチ亜科の仲間には今後も頻繁に遭遇しそうなので、今回の失敗を忘れずに注意していきたいと思います。

PS:その後、PPさんからコメントをいただき、ハバチヤドリヒメバチ亜科(Tryphoninae)とアメバチ亜科(Ophioninae)の正しい見分け方を教わりましたので、以下に追記しておきます。アメバチ亜科Ophionの翅脈図についても、「鏡胞を欠く」ことをピンク字で追加しました。
コメント→「 neteliaが属すtryphoninaeと、ophionが属すOphioninaeの違いは翅脈で診るのであれば鏡胞の有無で見るべきです。鏡胞を大抵のNeteliaは持っていますが、Ophioninaeは大抵鏡胞を欠きます。
また、ほかの見分け方としてはNeteliaは明らかな産卵管を持つものが多いことや、第一気門が中央付近か中央より基部方向に存在しています。一方、Ophioninaeでは産卵管は見えず、第一気門は中央より後方に存在しています。




ドーム状



葉上でアブラムシが死んでましたが、その下に出来ていたドーム上の物体は何だろう??
葉に形成された虫こぶのようなものなのか、はたまたアブラムシから分泌された何かが溜まったものなのか・・・・。状況がまったく分かりません。寄生虫の繭かもしれないし、菌類の可能性も・・・・・。
採集しようかどうか迷ったけど、何だかこの状態からは変化するような気がしなかったので、採集はせず。
うーーーむ・・・・・。

クワキジラミの羽化直後の成虫



クワの葉裏には、羽化直後のクワキジラミの成虫がワンサカ居ました。
探してみたけど、完熟した濃茶色の個体は見当たらず。気温などの関係で、いっせいに羽化するのかもしれませんね。

菖蒲の不明甲虫




ショウブ(サトイモ科)の肉穂花序に群れていた小さな甲虫たちです。
いろんな科の甲虫と比較してみましたが、イマイチどれなのか分からず・・・・・というわけで、現時点では科も不明のままです(汗)。触角を見る限りでは、ゴミムシダマシかキノコムシ系の構造に似てる気がしますが・・・・。

PS:その後さらに調べてみた結果、どうやらこの甲虫は、ケシキスイ科ヒゲボソケシキスイ亜科(Kateretinae)(東京都本土部昆虫目録ではヒゲボソケシキスイ科(Brachypteridae)のチビハナケシキスイの類だということが分かりました。この手の黒い甲虫はどれも外見が似ていて紛らわしいですが、腹部が上翅の末端からはみ出して見えるところ、触角の形、胸部と上翅の比率、体長などから判断しました。海外のサイトに標本画像があったので複数種と比べてみましたが、東京都本土部昆虫目録に記録のある2種(キイロチビハナケシキスイ、チビハナケシキスイ)とは体色が一致せず。千葉の方で記録のあるコクロチビハナケシキスイとは、体型が一致しませんでした(コクロチビハナケシキスイはもっと横幅がある)。そうなると、残るクロチビハナケシキスイ(Heterhelus morio)(これも千葉の方で記録あり)の可能性が高いのですが、残念ながら標本画像は見つかりませんでした。北海道の方にはウンランやエゾキスゲ、ハマナスなどに集まるウンランチビハナケシキスイというのも居るようですが、関東圏に分布するのかどうかは不明で、寄主も異なるので、これは除外かも。
しかし、クロチビハナケシキスイなどは主にニワトコの花に集まるのだそうで、ショウブの肉穂花序に集まるという情報は見つからなかったので、ひょっとすると寄主植物の異なるチビハナケシキスイの未記載種の可能性もあるという気がしました。そういうこともあるので、とりあえずは「チビハナケシキスイの一種(Heterhelus sp.)としておくのが良いかもしれませんね。ショウブの生える場所が少ないのか、同種と思える画像はなかなか見つかりませんが、いつか機会があったら、同時期に都区内の他所のショウブも確認に行きたいです。
何はともあれ、ケシキスイの仲間にこのような触角のグループがあることが分かっただけでも収穫でした。


6月上旬の蛾たち



先週末から今週にかけて撮った蛾たちです。



幼虫たちもたくさん歩いてます。



上は、現時点で種類がよく分からない不明種たち。
ハギ類の葉に居た幼虫は、現在自室で飼育中です。

ヤマトキジラミの幼虫



もう、ネムノキがエライことなってる・・・・

6月上旬のクモたち

20110608154943722_20110719024115.jpg
先週末から今週にかけて撮ったクモたちです。
同定に一部誤りがありましたので、画像を修正しました。詳しくはコメント欄をご覧くださいませ。きどばんさん、ありがとうございました。)


上はたぶんズグロオニグモあたりの網だと思うのですが、大量に発生したユスリカ類をひっかけるだけひっかけて、食べもせず放置状態・・・・・「もったいないおばけ」が出ちゃいますよ(笑)。役所の代わりに、ユスリカの駆除をしてるつもりにでもなってるんだろうか・・・・・(笑)。

クダマキモドキ幼虫の手乗せ



バッタの類は手乗せしても、すぐに跳ねてしまうことが多いですが、今回は違ってました。歩いていた金属製の手すりが冷たかったせいか、一度手に乗せてみると、以後は何度手すりに戻しても再びスンナリと指に乗ってきました。虫にもいろいろと性格的なものがあるようで、今回の虫はおっとりした性格だったようです(笑)。

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プロフィール

フッカーS

Author:フッカーS
東京都在住。
東京23区内にどんな虫たちが生息しているかを、自分で探して確認することにこだわってます。本格的な求虫道に入って5年目ですが、虫の世界は奥が深く、分からないことだらけです。
写真は100%コンデジで撮ってます。
当ブログでは、学名は特にイタリック体で書いていません。

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