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ズアカシダカスミカメ


 ズアカシダカスミカメ

すっかり寒くなって、見かける虫のサイズがどんどん小さくなってます。今回見つけたカスミカメムシも、最初はアブラムシかと思ったくらい小さな個体でした。しかし、散歩がてら近所のめし屋に向かう途中だったので、カメラは軽量な古いカメラの方だったし、採集容器も持ってなく、こんな写真しか撮れず・・・orz
撮影場所は近所の神社でしたが、シダ類がたくさん生えており、画像のカスミカメムシはシダ類の葉裏に何匹も付いておりました。周囲の他の植物の葉裏も見ましたが、シダ類だけに集中して付いていましたので、おそらくシダ専門のカスミカメムシだと思われます。そこで、シダカスミカメ亜科をチェックしましたところ、最も似ていると思われたのがズアカシダカスミカメでした。画像をよく見ると、頭部はほんのり褐色みがあります。ネットでズアカシダカスミカメの体長を調べると3ミリとなってますが、私が撮ったものはおよそ2.5ミリでした。これくらいは個体差の範疇でしょうか。
ちなみに、寄生していたシダ類は以下の2種。

 ヤブソテツ
 イヌワラビ

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むし社

金曜日はせっかくの祝日だったが雨で虫撮りには行けなかった。いや、厳密には行った。しかし、目的地までの途中に中野区哲学堂公園があったので、園内を通過して、数十分だけ周囲の目に付いた虫を撮っただけだ。ふだんどおりの虫撮りなら、園内をくまなく見回るので最低でも3時間以上は費やしていたところだ。目的地というのは、中野区立中央図書館だった。そこに所蔵されている図鑑「日本産土壌動物」で、多摩川で撮ったザトウムシを調べるのが目的だったのでした。ザトウムシの検索については・・・・まあこれが、ちょっとややこしい結果になったので、もう少しお待ちいただきたい(苦笑)。現在、追加でいろいろ調べているところです。
・・・・で、図書館を去った後、その周辺を少しブラついた。中野区はかつて5年ほど住んでいたので、勝手知ったる庭のような場所なのでした。ふと、昔よく出入りしたマンションを見つけ、変わりないかと案内プレートを見た。そのとき「むし社」という名前が目に入った。
「むし社・・・・え?あの、むし社??」
そういえば、かつて中野に住んでいたときにも、「むし社」というプレートを見た記憶がある。しかし、その当時は全く虫に興味がなく・・・というよりは虫が嫌いで嫌いで仕方なかったので、「虫に関する本を出版してる会社!?そんな本、誰が買うんだ!?」としかめっ面をしていたっけ。うーーむ・・・人間、こうまでガラリと変わるもんか(笑)。
そんなわけで、せっかくなので中に入ってみることにした。5年も近所に住んでいて、「むし社」があるマンションにも何度も入ってたのに、「むし社」に入るのは初である、いとおかし。



店内は、世界中のカブトムシ&クワガタ(生き虫)、標本、図鑑などの発行本、採集や飼育・標本作成のための道具類などが、所狭しと置かれていた。祝日とあって、子供づれの親御さんも居た。虫好きの子供にとっては、まさにパラダイスだろう。おそらく、哀川翔さんにとってもパラダイスだ。都内に住む虫しか興味の無い私には、それほどでもない(笑)。しかし、図鑑の類は欲しい。とっても欲しい(笑)。残念ながら高価な図鑑は買えないので、530円のキーホルダーを買った。インドネシア産の「クモ」のキーホルダー。種名を聞いたら「クモ」としか分からないということだった(笑)。ぱっと見、日本のキレワハエトリに似ていたので、帰宅後に「インドネシア/ジャンピング・スパイダー」で画像検索してみた。ジャワの「Hyllus diardi」というハエトリグモがヒットした。この種のオスにそっくりだが、ちょっとサイズが違う。おそらく、キーホルダーのクモは、「Hyllus diardi」の「オスの幼体」だと思った。まあ、思ったけど、間違ってるかもしれないから報告は止めておこう(笑)。

 インドネシア産の「クモ」のキーホルダー

そんなわけで、初めてのむし社訪問は、まあけっこう楽しかった。しかし、やはり虫は買うもんじゃなくて探すもんだな・・・・少なくとも私は歩いて探す事こそが楽しいと思った。
夜間、ザトウムシの検索は30分ほどで調べられると思っていたが、気がつくと6時間以上経っていた。いつもそんな感じ(毎度のパターン)で予定していた虫撮りのスケジュールが潰れていくのでありました(笑)。

情報発信

温暖化の影響かどうかは知らないが、南方系の虫が次々に北上し、関東でも過去に見られなかった虫の報告が続いている。クマゼミ、ツマグロヒョウモン、クロメンガタスズメ、セアカゴケグモ、キマダラカメムシ・・・挙げたらキリがない。つい最近は横浜市の公園で、九州以南にしか居なかったはずのアギトアリが見つかったそうだ。そのような虫たちがどんどんとやって来ることによって、今までの昆虫相がどう変化するのかは分からない。上手く共存するかもしれないし、一方が駆逐される結果となるかもしれない。それを脅威とするか、自然の成り行きとするかは、人によって意見が異なるところだろう。私の場合は、まあさしたる力を持たぬ一般素人なので、何がどう転んだとしても見守っていくしかない。しかし、新たな顔ぶれを見つけたら、情報はいち早く発信したいと思っている。地域に密着した定点観察なら、地元のアマチュアの方が強いし。行政は無意味な公園整備や人工的な緑地スペースを手入れする方が周辺住民ウケが良いので、有益度が伝わりにくい昆虫相調査なんてなかなか予算かけてはやってくれないし(苦笑)。だからその代わり・・・というわけじゃないけど、行政やプロの学者が持つ具体的な情報は、もっと公開してくれるとありがたい。高価な図鑑にしかない情報を図書館に行って探るのは良いが、虫の種類によって「あの虫の載ってる図鑑は●区の図書館、この虫の載ってる図鑑は■区の図書館・・・」ってな具合はちょっと面倒くさい。その図鑑に載っているかどうか実際に見に行くまで分からないのもドキドキする(笑)。情報が一箇所に集約されていれば少しくらい面倒でも我慢するが、場所によっては交通が不便で1日に一箇所しか行けない図書館もあるのでとっても効率が悪いのだ。いまどきはアマチュアでも、撮ったものをブログなどで気軽に情報公開が出来、プロにとっても有益な情報を発信出来るようになった。しかし、虫への興味がそれほど強くなければ、簡単に種類が調べられないものについては、わざわざ図書館に行くことなく「未同定」で片付けたり、安易な推測で種名を決めてしまったるするだろう。それによって、多くの貴重な情報が未発信になったり、明らかな誤同定が広がってしまったりしているのかもしれない。知識は財産であり、知識に限っては分配すれば目減りすることなく逆に増やしていくことが出来るものだと思う。ある程度の情報を出しておけば、あとはドラえもんの「バイバイン」みたいに勝手に膨らんでいく。みんなでもっと、財産を増やそうよ(笑)。だから、惜しみなくどんどん、情報をください(笑)。
ちなみに、多摩川河川敷で普通にウジャウジャ見かけた小型の巻貝・・・・区の調査報告では名前すら書かれていなかった。ホンマかいな。昔から居るはずの貝が漏れてるって・・・・もちょっとマジメにやってちょーだい(笑)。

ニホンミツバチ



ネットを調べると、ニホンミツバチとセイヨウミツバチの簡単な見分け方が2通り出てくる。1つは翅脈の違いだが、もう1つは腹部の色を見るというもので「腹部の前方に黄色い部分が多ければセイヨウで、黒ければニホン」という見分け方だ。しかし、腹部で簡単に見分けがつくなら、肉眼で確認しづらい翅脈をわざわざ確認する必要はない。「翅脈を見よ」ということは、つまり腹部では見分けがつかない個体変異があるということを意味している。ミツバチは、季節で体色が変わったりする。同時期に同じ場所で、体色の違う同種が居ることもある。
上画像は、左から、ニホンミツバチ→ニホンミツバチ→セイヨウミツバチと並べてある。左画像の「腹部が黒い」ニホンミツバチと真ん中の「腹部が黄色い」ニホンミツバチは、同じ日に同じ花を訪れていたものである。一方、右端の「腹部が黒い」のはセイヨウミツバチ。現場で撮りながら、前翅・後翅ともにセイヨウミツバチの翅脈になっているのを確認した個体だ。腹部の前半がほとんど黄色になっている個体ならすぐセイヨウミツバチと分かるが、ここまで黒いと悩まずにいられない・・・・そこで必要になるのが翅脈確認というわけだ。
外見が似たものが多い虫の世界。やはり、簡単にはいかないようだ(笑)。

 後翅の比較

クワガタアリグモ?



6月下旬に多摩川河川敷で撮ったクモだけど・・・やっぱこれ、クワガタアリグモのメスかなぁ。頭がちっちゃいし、お腹が丸っこいし、他に特徴が一致するものが見当たらないし・・・。でも、これがクロヤマアリそっくりかと言われれば、体形的にあんま似てない(笑)。次は是非オスを見つけて顎をじっくり見てみたいが、時期的にもう遅いかな?

拡大してみたが・・・

 

よく分からないアリグモ類のメスがいたので、採集して腹部腹面を撮ってみたが・・・・どれだけアップにしても外雌器らしいものがはっきり見えないよ・・・・orz
標本画像とかにある外雌器アップとか、いったいどうやって撮ってんだろう・・・。液漬けにしないと無理なのかな??
推測ではたぶんこれ、ヤガタアリグモだと思うんだけど、ちょっと色とか模様が変わってるので「個体変異の一例」として載せておきたいんだが・・・・。

ユスリカ図鑑




どこから侵入したのか(窓は開けていないのに・・・)自室内をユスリカがユラユラと飛んでいた。細部を見たかったので、捕獲した後冷蔵庫で少し冷やして動きを止めた。翅脈を見ながら「DrawWing/Chironomidae」を見ると、ユスリカ亜科Chironomus属なのが分かった。しかし、その先が・・・・。外見的にはセスジユスリカ(Chironomus yoshimatsui)にそっくりで、体長も5ミリ台後半でセスジユスリカに近い。脚の長さや各節の印象もほぼセスジユスリカなので「セスジユスリカ/メス」としたいところだが、外見がそっくりでしかし大きさや脚がやや異なって見える同属をけっこう見ているので、決断が鈍る・・・。ちなみに、同属だが体色や大きさが全然違うオオユスリカも、体色が季節で顕著に異なるようで夏季は淡黄褐色になるのだという(冬季は黒に近い灰色で腹部に帯紋あり)。東京都本土部昆虫目録には8種のChironomus属が記録されていて、ネット検索で画像が出てこない種も多いので、Chironomus属がほぼ網羅されているちゃんとした図鑑を見て比較したいところだ。
日本ユスリカ研究会が執筆した「図説 日本のユスリカ」という図鑑があるが、価格が12000円で貧乏人の私にはちょっと手が出しにくい。置いてある図書館を検索すると、世田谷区立中央図書館と練馬区立稲荷山図書館の2箇所しかなく、以前行ったことがある稲荷山図書館は駅からかなり遠い上に貸出中となっていた。そうなれば行くべきは世田谷一箇所だが、もしここで貸出中だったらせっかくのお出かけが無駄・・・・やはりそういう図鑑は手元においておきたいなぁ・・・・。しかし、年中ユスリカばかり撮ってて調べる量が多いんなら買ってもいいが、たまーに1種か2種調べる程度だものなぁ(笑)。

雨天は自室で

河川敷で虫探ししようと思っていて場所まで決めていたが、午後から雨だと聞いたので計画を変更した。出かけられない日は、自室で未同定の虫を調べたり、過去の同定を見直したり、ネットサーフィンで新たな虫情報を探したりする。虫探しでは新たな虫が次々に見つかるが、併行して知識の方もどんどん頭にインストールしていかないと未同定の画像が増えるばかりだ(笑)。
さきほどは、台湾のサイトでイイ感じのガガンボ図鑑を見つけ、しばらく「キリウジガガンボの仲間(Tipula sp.)」としてファイルするしかなかったものが「マドガガンボ(Tipula(Yamatotipula)nova)」だと分かった。さっそく図鑑ブログの方も記事やタイトルを修正した。図鑑ブログの方は新たな記事を追加するほかに、ときどき記事の修正や画像の追加を行っているが、掲載種はすでに1700種近くに達しているのでどこが変わったか見つけるのは難しいかもしれない(笑)。けっこう頻繁に修正や追加を行うので更新履歴を書くことが膨大になり、履歴自体も探しづらいものになってしまって意味が無い・・・と思っていたが、やはり履歴を書いた方が良いのだろうか。

さて、未同定の画像はまだまだ沢山あるので、もう少し調べものを続けるとしよう。

 マドガガンボ/オス


キタテハ



何か今まで見たものと比べると、すっごく肥えてる個体。マルマルモリモリだ。産卵を控えたメス?まさか寒さに備えて皮下脂肪増量ってことは無いよね(笑)。

そろそろかな・・・



4日ほど前に会ったハラビロカマキリ。今年のカマキリはこれでそろそろ見納めかな・・・。

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プロフィール

フッカーS

Author:フッカーS
東京都在住。
東京23区内にどんな虫たちが生息しているかを、自分で探して確認することにこだわってます。本格的な求虫道に入って5年目ですが、虫の世界は奥が深く、分からないことだらけです。
写真は100%コンデジで撮ってます。
当ブログでは、学名は特にイタリック体で書いていません。

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