スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ミズギワアトキリゴミムシ




河川敷で採集した、体長5.5ミリほどのミズギワアトキリゴミムシ(Demetrias marginicollis)。採集したときは雌雄が交尾をしていた(画像上段左端)はずだが、数時間後に容器を開けたときには1匹しか居なかった(不思議)。ひじょうに動きが速く、オサムシ類にしては珍しくプラ容器の側面も平気で上ってくるので、マトモな撮影は出来なかった。
同属にはヒメミズギワアトキリゴミムシ(Demetrias amurensis)というそっくりさんが居るが、ミズギワアトキリゴミムシよりもやや小さく、胸部背板の縦の長さがミズギワアトキリゴミムシよりも短い。

スポンサーサイト

アオカミキリモドキ/メス




昨年はカトウカミキリモドキの雌雄を確認したが、その後アオカミキリモドキの方は見つけることが出来ずにシーズンを終えてしまいました。今回、その続きとしてアオカミキリモドキ/メスの腹面を確認。残るはアオカミキリモドキのオスのみだが、なかなか見つからない。
なお、撮影当日はメスを複数匹見かけたが、サイズが小さめの若そうな個体は腹部末端節(生殖節)の突出がやや弱い感じだった。成熟度が増すほどに、突出も大きくなるようだ。

5月下旬のハナアブ



ここ一週間ほどで見かけたハナアブたち。場所にもよるのか分からないが、初見のハナアブも居たりする。例年より早く夏みたいな暖かさとなっているため、出現のタイミングがいろいろとズレているのかもしれない。

サクラサルハムシ





ハンノキの葉上などで見られた、体長3ミリ前後のサルハムシ。体色や斑紋のパターンが多様で、まるっきり別種に見えるような個体が混在する。保育社の図鑑で調べた結果、体形、脚色、触角の長さや色、後脚脛節の形状、個体変異の多様さなどから、サクラサルハムシ(Cleoporus variabilis)という結論に至った。ネット上でもいくつかの変異パターンが見られるが、図鑑の写真は背面が黒色のもののみなので、さらに多くの変異パターンが未同定のまま埋もれていると思われる。特に頭部や前胸背板が赤くなっている個体などはムネアカサルハムシ(Basilepta ruficollis)のようにも見えるが、ムネアカサルハムシは頭や脚は黒色で体長は4ミリオーバーとなる。
なお、3年前に石神井公園で見かけた体長3ミリのサルハムシも同種かと思ったが、そちらは脚が黒く、体形から見てBasilepta属のようだった。そちらは保育社の図鑑でも該当種が見当たらず(外見上はルリサルハムシに似ているが、体長や触角の長さが一致せず)、都内にはサクラサルハムシよりも正体が分からない謎ハムシが居ると思われる。

ドウガネブイブイ



ネット上や図鑑などでは「普通に見られる」と書かれているが、23区内で見かけたのは初でした。夜行性のため見逃しているだけかもしれないが、街灯周辺で死骸を見かけたことも無い(対するアオドウガネは葉上にも多いし、シーズンオフの街灯周辺には死骸も山積み・・・)ので、ひょっとすると既に23区内では希少種になっている可能性がある。ちなみに、採集個体はショウブの葉上に居たが、昼間だったし、葉に食痕も無かったことから、おそらくお休み中だったと思われる。

ニセドウガネエンマムシ



動物の死骸などにやって来る、ドウガネエンマムシ亜科のニセドウガネエンマムシ(Saprinus niponicus)。同属のドウガネエンマムシ(S. planiusculus)よりじゃっかん大きめで、鞘翅第3背条が両脇の背条とほぼ同じ長さ(ドウガネエンマムシ鞘翅第3背条は両脇の背条の半分くらい)なのが特徴。東京都本土部昆虫目録を見ると、個体数はドウガネエンマムシよりも多いようだ。2種は同所的に居ることもあるらしいので、見かけたら採集は必須だろう。本種が集まるような現場はややグロ系(食事前の観察はオススメしない)なので、苦手な方は探さない方がよろしい(笑)。個人的にはとっても久々に、ほぼ液状化した腐肉の海で泳ぐ丸々太った蛆氏の群れを見た。幸いなことに(?)、白い背景の中の白い蛆氏の撮影は、フラッシュ光で白飛びしてしまったため消去された(笑)。

ナガタマムシの一種



体長10ミリ前後の黒緑色のナガタマムシ。これも図書館で調べてみたが、上翅の末端部がこんな感じになっている種類は見当たらなかった。体形や大きさ的には、おそらくAgrilus属だと思うが・・・・。

ナガカツオゾウムシ



これも区別が難しくて、図書館で調べた。外見的に、ナガカツオゾウムシ(Lixus depressipennis)とアイノカツオゾウムシ(Lixus maculatus)がそっくりなのである。体長はアイノが6.5-12.5mm、ナガが9-13mmだが、大きさ的に重なる部分もあるし、雌雄でも大きさが異なる(メスのが大きい)ので、体長だけでは判断が出来ない。また、ともにヨモギなどを食べるため、植物からも判断は難しい。ただ、ネット上の情報では、アイノの方がやや山地性であるような事が書かれていたりする。保育社の検索では、前胸背板・中央両側の灰色毛による縦毛条の有無(毛条があればアイノ、無ければナガ)、前胸前縁部の形状(前縁両側が前へ幅広くわずかに張り出せばアイノ、前縁両側が下方で小さく張り出せばナガ)で両種が区別されている。しかし、毛条の有無というのは画像を見ても判断がつかない(全身にうっすらまとった茶褐色の粉と、毛との区別がつきにくいが・・・・色だけ見れば「灰色」というのが見当たらない。つまりは「毛条が無い=ナガ」ということなのかもしれないが、しかし、ネット上で「アイノ」と書かれている個体の外見上にも灰色毛のようなものは見えない気がする)。一方、前胸前縁部の形状は、後方でやや膨らんでいるように見える(そのため、真ん中はややくびれてヒョウタン形に近く見える)。アイノの特徴である「前へ幅広くわずかに張り出す」ならば、後方側ではなく前方側に最大幅があるはず・・・ということは、後方側に最大幅がある本種はナガカツオゾウムシということになりそうだ。
ちなみに、採集地は板橋区の荒川河川敷で、ヨモギでは無い複数種の草上から採集した。同じ場所のイネ科植物上には数匹のアルファルファタコゾウムシも居た。単体で居た個体の大きさが異なっていたので、それぞれが別種かと思って大小1匹ずつを採集したが、その後捕獲容器の中でちゃっかり交尾に至っていた(それぞれオスとメスだったようだ)。捕獲されて運命が危ぶまれながらも、とりあえずやることはやっておこうという根性(厳密には習性だが)に感服(笑)。その後に立ち寄った公園のベンチで細部を撮影後にリリースしたので、ゾウムシからしてもやっておいて正解と相成ったのでありました。

コアオハナムグリ?



まるで夏のような陽気が続き、虫の数もますます多くなってきた。休日は早朝から夕暮れまでフルに虫撮りしているため、撮影する虫の種類は200種を軽く超えるが、最近なんだか難解な虫に出会うことが多くて図書館に調べものに行く時間も増えている。そのため、ブログの更新が遅れがちで・・・・アップする予定の画像フォルダには550枚も溜まってしまった(笑)。おそらくその多くは、ダイレクトに図鑑ブログの方に掲載することになると思う。

さて、河川敷などでは今の時期、木々の白花などに沢山のコアオハナムグリが群れている。そんな中、他のコアオハナムグリとはじゃっかん異なって見える個体が、1匹だけ来ていた。大きな違いは、体毛が少ないこと。上翅には短い毛1本すら見当たらない。腹面にはじゃっかんの毛はあるが、普通のコアオハナムグリに見られるようなフサフサの毛は無いように見える。体長はおよそ15ミリで、コアオハナムグリにしてはやや大きく、しかしアオハナムグリにしてはやや小さい。上翅の白紋はやや小さめだが、形状はコアオハナムグリのそれに見える。腹面が見られれば種類がはっきり分かったに違いないが、こういうときに限ってふだん欠かさない作業を忘れてしまうのでありました・・・orz ちなみに、腹面はコアオハナムグリなら黒色、アオハナムグリなら赤銅色、ハナムグリなら銅色である。ピンボケの2枚目にわずかに側面からお腹の一部が見えるが、黒いと言えば黒いかもしれないが、背面と同じ色にも見えるということは金属光沢がある緑銅色かもしれない(ハナムグリの可能性あり)。上翅の毛に関しては、図鑑の記述ではコアオハナムグリは毛が多い、ハナムグリは疎らに毛がある、アオハナムグリは無毛となっているため、体毛だけに注目すればアオハナムグリということになる。口の辺りの形状はコアオハナムグリに似ている。保育社の図鑑を見たが、読めば読むほど悩む結果となる・・・・特徴は3種の中間といった感じ。
ちなみに、保育社に載っていないアオヒメハナムグリというのが居る。コアオハナムグリと同属で、外見的にコアオハナムグリと酷似しているが、腹面は金属光沢のある鮮やかな赤~緑なのだそうだ。体長がコアオハナムグリよりやや大きめで、体毛がコアオハナムグリよりもはるかに少なく見える・・・・特徴的にはこれとの一致部分が多い気がするが、東京都本土部昆虫目録には記録が無い。
いずれにしても、腹面がはっきり見えない以上、これ以上の追求は難しいと思われる。・・・・残念無念。

FC2カウンター
プロフィール

フッカーS

Author:フッカーS
東京都在住。
東京23区内にどんな虫たちが生息しているかを、自分で探して確認することにこだわってます。本格的な求虫道に入って5年目ですが、虫の世界は奥が深く、分からないことだらけです。
写真は100%コンデジで撮ってます。
当ブログでは、学名は特にイタリック体で書いていません。

カレンダー
04 | 2013/05 | 06
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -
最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ
最新コメント
日本愛猫党
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。