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「昆虫はすごい」がすごい



光文社新書「昆虫はすごい」(丸山宗利著)を買った。表紙に「養老孟司先生も大絶賛 !!」と書いてあるが、いやこりゃホント、すんばらしい内容になっております。虫好きの方には、とにかくおススメの一冊です。
かなりマニアックな虫の名前がじゃんじゃん出てきて虫屋さんにも勉強になること必至だが、虫の世界を知らない一般の方や虫に嫌悪感を抱いてるような方々にこそ、「ホントに、虫はこんなにすごいんだぞ」って事を知ってもらうために読んでもらいたいと思いました。
ふだん本なんて買わない自分が、ぺラッとめくっただけで「こりゃすごい」「欲しい」と思ったくらいだもの。
値段もサイズも、お手軽でナイスです♪

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石神井公園




3連休の真ん中の日曜日に、石神井公園で8時間の虫探しをした結果です。今回は、とりあえず目にした虫は1匹も逃さず撮る事が出来ました。探せば他にも蝶やトンボの類が居たかもしれませんが、池の際より林縁の方を歩いたのでこういう結果でした。
既に樹皮裏の虫探しがメインになってますが・・・・・現時点で気が付いたことが1つ。「あれ?アカアシノミゾウムシが1匹も居ない・・・?」いつもならケヤキ樹皮裏からウジャウジャ見つかるはずのアカアシノミゾウムシの姿が見当たらないのでした。これってどういうこと?うーーん・・・・・たまたまかなぁ??

アソハネナシヒメバチ



コマユバチ類の繭上で産卵中のヒメバチを見つけた。翅が無い外見から、トガリヒメバチ亜科のGelis属と思う。「日本産ヒメバチ目録」の絵合わせで、おそらくアソハネナシヒメバチ(Gelis asozanus)だろう。寄主の記載にあったコマユバチ類としては、アオムシサムライコマユバチ(Cotesia glomerata)の名前があった。同様の黄色い繭は市街地でもたまに見かけており、周辺で見かける鱗翅類はほぼアゲハ類とモンシロチョウ、シジミ類くらいなので、たぶんこの黄色いコマユバチ類の繭はアオムシサムライコマユバチの繭なんじゃないかと思う。採集しようとしたときヒメバチ成虫は採り損ねて見失ってしまったが、繭は採集した。上手く羽化させることが出来れば、アソハネナシヒメバチの新成虫か、アオムシサムライコマユバチのどちらかが出て来るはず。もしコマユバチの方だったら、この繭が本当にCotesia glomerataかどうかを確認出来るかも。

今季初フユシャク



早くもフユシャクのシーズン到来です。
っていうか、今年もまたアキシャク見られずか?・・・・・orz

マドチャタテ科の一種





この日、ケヤキ樹皮裏からやたら出てきたのが、上画像のチャタテムシ。成虫の外見が2タイプに見えたので、最初は2種が混在してるのかと思ったが、たぶん同種の雌雄なんじゃないかと思う。翅が水平気味の白っぽい方は、たぶん雌で、腹部が大きいために翅が開き気味になってこういう格好になるんじゃないかと推測。翅脈を見る限りだと、どうやらマドチャタテ科のようで、個人的に初見のチャタテムシとなった。幼虫の大きさがまるでバラバラだが、孵化のタイミングがずれてるのか、成長速度にバラつきがあるのか・・・・ちょっと変わり者のチャタテムシに見える。この日は他にも樹皮裏で初見のチャタテムシを見つけたが、寒い時期はチャタテムシのシーズンとあって、1日で十種類ほどのチャタテムシを撮ることが出来た(3段目右端の画像参照)。うち2種が初見だったのは、今頃は毎年虫の数が減るので虫探しに行かなくなるのと、まだ本格的な樹皮めくりを始めていない時期で、対する2種の羽化時期が今頃で、本格的な冬に入ってしまうと外に出て行ってしまうから・・・・・じゃないかなぁ? こういう発見があると、別に冬じゃなくても、ときどき春や夏なんかに樹皮をめくってみたら面白い虫が見られるのかもしれないと思う。

キノコ割り



植物によって付く虫が異なることは多いですが、キノコの類も種類によって見つかる虫が異なったりします。この日はマンネンタケが生えているのを見つけたので割ってみました。外からは虫の姿は全く見えませんが・・・・・まずはベニモンキノコゴミムシダマシが2匹出てきました。これはサルノコシカケ科のキノコを中心に、いろんな所で見かけますね。



さらに割ってみると、食痕の中に2ミリ弱の小甲虫が居るのを発見。白いキノコ(カワタケかウロコタケの類?)上でよく見るキタツツキノコムシかと思ったけど、何だかより胴長で前胸背に突起のようなものが見えたので、これは持ち帰ってじっくり調べてみようと思った。他には、何やら細長い幼虫が出てきたけど、これは・・・・結局なんの幼虫なのかは分からず。



キノコごと持ち帰った小甲虫・・・・あちこち割ってみると、1つのマンネンタケから5匹が出てきました。ツツキノコムシのようなので、「甲虫ニュース」の検索図説でチェックしてみたところ、平滑で光沢が強い体表面、前胸背板前縁の小突起、頭楯の形状、脛節のトゲなどから、フタツノツヤツツキノコムシ(Euxestocis bicornutus)らしいことが分かりました。寄主菌の記載には、マンネンタケの名前も含まれていました。分布は本州, 四国,九州,対馬などで、「各地に普通」と書かれているので、たぶんコレでしょう。
キノコの知識が乏しいのでキノコの名前が分からない事が多いですが、異なるキノコからは確かに異なる虫が出ることが多いので、少しキノコを勉強して、キノコと虫の関係図みたいなのを作ってみたいと思ったりする今日この頃。

代々木公園



デング騒動が終わって、公園閉鎖が解除されたばかりの代々木公園に行ってみた。
蚊の駆除が行われたことで、他にもいろいろと影響が出てるかもしれないと心配したが、とりあえず今のところは前年と大差無いような虫風景だった。蚊と一緒に小さめの双翅類も駆除されちゃったかな・・・と思っていたが、どっこいユスリカやガガンボ類も普通に飛んでいたので、そこはひと安心だった。あとは、来年のデングウイルスがどうなるか、気になるのはそこだね。
今回はデング後の園内の虫状況をチェックするために、目にした虫は片っ端から撮った。撮影出来なかったのは、ムカデ3種、マクラギヤスデ、ゲジ、イトダニ類、ヒゲブトハムシダマシ、黄色いコバチ、アリガタバチの仲間、セイヨウミツバチ、ユスリカ1種、ハエの類5~6種、ハモリダニ、アリグモ幼体のみ。

クロモリヒラタゴミムシ



どういうわけか普通種のゴミムシ類にけっこう出遭えていないので、探すとまだまだ初見のゴミムシ類が見つかる。今回のクロモリヒラタゴミムシ(Colpodes atricomes)も、普通種なのに今まで出遭えなかった種類で、自身初のColpodes属の仲間。
過去に出遭ったPlatynus属との違いは、下の画像に詳しく図示したのでご覧ください。外見的な特徴を確認する前に、ポリプロピレン容器に入れたら平気で容器の壁面を上ってあっという間に外に逃げ出したのを見て、既に「おや?」と思った。今まで出会ったゴミムシ類の大半は、ポリプロピレン容器の中では脚が滑って壁面などは上れないのでした。本種の場合は第5付節下面に刺毛列があるということなので、ひょっとしたらそのおかげかもしれない。あと、他種には見られないほど強靭な顎をお持ちのようで、容器の上蓋の溝に噛み付いて、顎だけでぶら下がってジタバタする光景も見られた。外見的にはぱっと見でオオヒラタゴミムシ(Platynus magnus)なんかとそっくりだが、行動を見ててもはっきりと違うことが分かったりするのでした。

 クロモリヒラタゴミムシとオオヒラタゴミムシ 比較

モクレンのトゲコナジラミ



外見的な特徴はツバキ科に付くチャトゲコナジラミ(Aleurocanthus camelliae)の幼虫に見える(←詳しくはこちら)が、「コナジラミ写真集」にはモクレン科のカラタネオガタマから得られたトゲコナジラミの検鏡結果がミカントゲコナジラミ(Aleurocanthus spiniferus)らしいとされていたので、とりあえず両方の可能性がありそうだってことで「Aleurocanthus sp.」とした。
羽化させて翅の斑紋などを確認すればどちらかがはっきりすると思うが、撮影時は迷うとは思っていなかったので採集はしていない。再び同所に行く機会があったら、今度は採集してこようと思う。

11月中旬のハラビロカマキリ


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すっかりリラックスして身づくろいしてます(笑)。

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プロフィール

フッカーS

Author:フッカーS
東京都在住。
東京23区内にどんな虫たちが生息しているかを、自分で探して確認することにこだわってます。本格的な求虫道に入って5年目ですが、虫の世界は奥が深く、分からないことだらけです。
写真は100%コンデジで撮ってます。
当ブログでは、学名は特にイタリック体で書いていません。

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