スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

成虫越冬するカメムシ



しかし、南方系カメムシだというのに、相変わらず冬にしか見かけないミナミトゲヘリカメムシの謎・・・・(笑)。
チャバネアオカメムシは、そりゃもう見事なまでに真っ赤に色付いてて、じつに美味しそうでした(笑)。
都内はついに今季初の積雪となりましたが・・・・・心配なのは翌朝の凍結。そしてまた、例によってなっっかなか雪が融けないんだろうなぁ・・・・・。

スポンサーサイト

またもや寄生済みでした その3




ヒラタアブ類の蛹から出てきたコバチ類の正体は、ヒメコバチではなくコガネコバチ科の Pachyneuron 属でした。ほんの数日前に世田谷区の砧公園でも同属の仲間を撮っていたのですが、そちらは体色が黒っぽく本種とはまた別種のようなので、区別のために本種は「sp.(B)」としました。1つの蛹から孵化した幼虫は7匹でしたが、その後全てが蛹化したものの、羽化したのは5匹でした。羽化した5匹のうち、4匹は触角の柄節や脚が全体淡色で腹部が小さめだったので、たぶんそれがオスだろうと判断。1匹は触角の柄節の3分の2ほどが黒く、脚も部分的に黒く、腹部が大きめで、触角の構造が異なっていましたので、そっちはメスだと予想(画像上段の左側2枚)。
ヒラタアブの蛹から出てくるコガネコバチ科 Pachyneuron 属を検索すると、まず ヒラタアブコガネコバチ(Pachyneuron groenlandicum)がヒットします。専門家から同定済みの画像がおちゃたてむしさんのブログ上などで見られますが、メスの画像を見ても触角の柄節や脚の一部が黒くなかったので、おそらくおちゃたてむしさんが撮ったものとは別種なのでしょう。そんなわけで、やはり「sp.(B)」とした方が良さそうだ・・・・というわけでした。
ちなみに、当初この幼虫をヒメコバチ類だと予想したとき、「成虫の状態でワラワラと出てくるケースが多いようなので、それとは異なる今回の幼虫の正体が気になるところです」と書きました。そこに違和感があったのは、正体がコガネコバチだったから・・・というのがオチだったようです。何となくですが、寄主が蛹化している場合は寄生者は寄主内で孵化・蛹化し、ダイレクトに成虫が寄主から出てくるパターンが多い気がします。対して、寄主が幼虫のままである場合、寄生者は孵化後に寄主の体外に脱出し、そこで蛹化するパターンが多い気がします。幼虫の場合は、蛹と違って寄主の体が意図的に固定されてないため地表などに落下する恐れがあったり、鳥などに捕食される恐れがあるからかもしれません。幼虫の体下面で繭化する場合があるのも、隠れるという意味があるのかもしれませんね。・・・・・で、今回のコガネコバチですが、蛹から出てきたのが成虫ではなく幼虫だったのは何故だろう・・・・と考えた結果、本種が二次寄生も行えるタイプだったからじゃないかという予想に至った次第です。つまり、ヒラタアブ蛹内にヒラタアブトビコバチ(Syrphophagus nigrocyaneus)などの幼虫が居て、そこに二次寄生する場合もあるということで、その習性が一次寄生の場合でも働いちゃってるんじゃないかなぁ・・・・・なんて想像したのでした。まぁ、素人の安易な想像なので、全くハズレかもしれませんが(笑)。

カモドキサシガメの一種の幼虫



久々に再会したカモドキサシガメの一種(Empicoris sp.)の幼虫。姿が見たくてずっとサクラの樹上を探していたのですが、今回、意外にもケヤキの樹皮裏から出てきました。ちなみに、成虫はまだ未見・・・・・orz

ナミテントウは腹面も変異が多い



ご覧のとおり、ナミテントウの腹面を並べてみました。背面の斑紋パターンについては図鑑でも昆虫サイトでも書かれていますが、腹面の個体差について書かれているのは見たことが無かったので。・・・・しかし、まあ、既に皆も既知の事だったかも(笑)。
個人的には、背面の斑紋タイプごとに腹面の変異パターンが決まっていると思ってました。しかし、同じ斑紋パターンでも腹面の色が異なっている事が分かった次第です。つまり、背面か腹面、片側を見ただけでは反対側の外観は分からないってこと。おそらく、上画像には無い斑紋型や、異なる斑紋パターンどうしが交配した変り種なタイプでは、また違った腹面になるんじゃないかと思います。これを機に、ごくごく普通のナミテントウでも、今後はこまめに腹面も撮っていこうと思います。

世田谷区



砧公園の虫たちです。今回は、「久々にヨツボシオオキスイの顔が見たい」と思ったので、前回に見かけた砧公園に出かけたのですが、やはり居ました(笑)。もうひとつの目的は、テントウムシの腹面撮影。普通種ほどスルーしがちで意外と腹面を撮っていない事に気付き、「こりゃイカン」と慌てて出かけた次第ですが、ナミテントウがほとんどでした。本当はナナホシが一番欲しかったのですが、そっちはやっぱ河川敷の方が良かったかも・・・・・orz

ヘリグロテントウノミハムシ無紋型



珍品。

シコクフタホシヒメテントウとハマキアリガタバチ



元渕江公園のケヤキ樹皮裏から出たシコクフタホシヒメテントウのメスと、保木間公園のケヤキ樹皮裏から出たハマキアリガタバチ。

足立区生物園


今週はちょっくら、足立区保木間2丁目の足立区生物園に行ってみました。今まで一度も訪れたことが無かったので、一度どんな所か見ておこうと思っての訪問で、特にお目当てのイベント等があったわけでは無いです。しかし、行ってみたら「奇々怪々な「蟲」展」なる期間限定の展示コーナーが設けてあって、グロ系の虫がけっこう好きな自分はかなり楽しめました。そして、やはり足立区生物園といえば大温室&バタフライガーデンですね! ふだんフィールドで見かける蝶たちは警戒心バリバリでせわしなく飛び回ってますが、ガーデン内の蝶たちは実におっとりしててフレンドリーでした♪ 蝶がこんなにフワフワと飛ぶものなのかと、驚きと感動の小1時間でした。まさに楽園に迷い込んだかのような、素敵なひとときでした(笑)。

・・・・・が、同じネコでも屋内で飼われてる綺麗な家猫よりも屋外でしたたかに生きてる野良にゃんこが好きなのと同様、虫も野外で逞しく暮らしてる方々を探したり見たりする方が面白いと感じるようで、3時間ほどかけてひととおり見た後は生物園を出てしまったでした。その後は、生物園がある元渕江公園で虫探し。最初に公園を見たとき、園内の主な樹木がトウカエデと若そうなケヤキばかりに見えたので、「あまり虫が多そうな公園じゃぁないな・・・・」と思いました。実際、まあどこの公園でも出そうな虫の顔ぶればかりでしたが、やはり「うん。自分は虫を探してるときの方が楽しい」と再確認したのでした(笑)。はっきり言って、元渕江公園よりも、竹ノ塚駅からの道中に見つけた保木間公園の方がイイ虫が出ました。ちなみに、足立区生物園では定期的に「公園の生きもの探しツアー」なるプログラムを行っているようですが、生物園の解説員さんが実際にどんな虫をどれくらい見つけるのか、ちょっとだけ気になりました(笑)。今度、名前を伏せてこっそりプログラムに参加してみようかな・・・・・(笑)。


飼育管理されてる虫よりも気になった、生物園内のクモたち。生物園内ではカメラのフラッシュを切っていたのでピンボケ&ブレまくりです(笑)。ホントはバタフライガーデン内にも、見たこと無いヤスデ(?)やワラジムシやカタツムリなんかも居たんだけど、たぶん調べても名前分かんないからスルー。っつーか、いろんな生物が展示されてる生物園で、温室のコケの隙間や建物の壁の隅っこについつい目が行ってしまうのって、どーなんでしょうね(笑)。もう、病気だなこりゃ(笑)。
PC003463.jpg おみやげはトンボとカマキリのピンバッジ♪

アカヘリテントウ



・・・・というわけで、本日、ネームプレートの裏から出てきたアカヘリテントウ(笑)。

経験的冬虫探しのポイント「樹木編」

ここらで少し、過去の経験から何となくつかんだ、冬の虫探しのポイント的なものを少々。まずは「樹木編」と銘打って、樹木上の虫探しのポイントを書こうと思います。

まず、対象の樹種。
冬の虫たちに人気の樹種と言えば、代表的なのがケヤキとヤツデ。夏に人気のクヌギなどは、冬は不人気。冬は樹皮が剥がれるような樹種が全体的に人気ですが、樹種が違えば出る虫も変わってきます。ケヤキは樹皮の裏、ヤツデは葉裏が着目点となりますが、樹種が同じでも虫が集まる樹と集まらない樹があります。ヤツデの場合、裂けてる葉先の部分の幅が狭くて触った感触が何だか固いものはあまり人気が無いようです(ヤツデの種類が違う?)。

ケヤキの場合は、樹皮が薄い若い樹は人気が無いです。表面にコケが生えてる樹と生えていない樹では、樹皮裏から出てくる顔ぶれが異なっていたりします。コケが生えてる樹から見つかる蛾の幼虫の場合、コケを食べる種類だったりします。コケの有無は日照や湿度に関係していたりしますので、それぞれの場所から見つかる虫も、温度や湿度の好みによって分かれているのかもしれません。樹が傾斜して生えてる場合は、上か下かでも虫の出方が違います。樹の上面は雨が降ったときは水浸しになって、樹皮裏にも雨水が侵入するので、水が苦手な虫は数が少ない気がします。樹の下面は常に適度な湿度があって、しかし水浸しになるような事は無いので、上面に比べて虫の種類も数も多い気がします。

樹木上の虫探しでは、樹皮裏や葉裏だけが虫の居る場所ではありません。幹の窪み、枝の分岐する基点、根元などにもそれぞれ虫が隠れています。根元近くはワラジムシが多いです(笑)が、ときどき根元近くでしか見かけないクモが居たりします。
また、樹木のネームプレートの裏側、松のこも巻きの中、樹上にくっ付いたままの蛾の繭の中とかセミ幼虫の抜け殻の中、幹の分岐部分に積もった枯葉やゴミなどの下などにも虫が居たりします。それらの場所もクモの居る割合が多いですが、ときどき珍品が出てきたりします。
同じ種類の樹が周辺に何本も生えてるのに、虫が集まっている樹が限られている場合があります。その一本に何故虫が集まるのか、理由が分からない場合も多いですが、「毎年その樹にしか居ない」って事も多いので、何かしらのポイントがあるに違いありません。逆に、見渡しても周囲にほとんど樹が生えてないという場所では、限られた樹木に虫たちが集まっている事が多いです。虫探しの場所を探すとき、緑の少ない場所は虫が少なそうで敬遠しがちですが、実際はそんな殺風景な場所の1本の樹が意外と穴場だったりします。
以上、過去の虫探しで手ごたえが良かった気がする場所のポイント・・・・・ですが、上記のポイントに一致するような場所でも、周辺の環境やその場所の平均的な気温などビミョーーーーーーーな差によって虫の顔ぶれや数が大きく異なる場合も多いので、後はそれぞれの場所で経験しながら探っていくしかないでしょうね(笑)。

FC2カウンター
プロフィール

フッカーS

Author:フッカーS
東京都在住。
東京23区内にどんな虫たちが生息しているかを、自分で探して確認することにこだわってます。本格的な求虫道に入って5年目ですが、虫の世界は奥が深く、分からないことだらけです。
写真は100%コンデジで撮ってます。
当ブログでは、学名は特にイタリック体で書いていません。

カレンダー
12 | 2015/01 | 02
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ
最新コメント
日本愛猫党
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。