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コヒゲジロハサミムシ

2012.1.28.の代々木公園では、樹皮下から、ハマベハサミムシのメスとともに小さな種類不明のハサミムシが2匹出てきました。サイズが小さいことや、脚の腿節に不明瞭な黒い帯紋が見えたことから「ヒゲジロハサミムシの若い個体かな?」と思ったのですが、触角に白い節が見当たらず、脚も少し黄色っぽかったので、とりあえず「不明種」としておきました。小さくて脚が黄色いと言えばコバネハサミムシ(キアシハサミムシ)が思い浮かぶのですが、不明種には翅の痕跡は全く見えませんでした。しかしその後、再度調べてみた結果、不明種の正体はどうやら「コヒゲジロハサミムシ(Euborellia annulipes)」らしい・・・・ということが分かりました。


↑ ハマベハサミムシ/メスと、コヒゲジロハサミムシ。体長の違いに注目。



和名が「コヒゲジロハサミムシ」なので、“ヒゲ”(触角)に白い部分が無い不明種はコヒゲジロではないだろう・・・・と考えてしまったのですが、他の種を調べているときに偶然「コヒゲジロハサミムシには白い部分が不明瞭な個体がいる」という記述を見つけたことから種類が判明した次第。確かに、BugGuide.Netで「Euborellia annulipes」を検索してみると、触角の白い節が見えない画像が何枚か出てきました。また、当初は「ヒゲジロハサミムシの若い個体かな?」と思っていたのですが、それにしては脚の帯紋の位置や脚色などが違っていました。見つかる場所も、不明種は樹皮裏、ヒゲジロハサミムシは主に石下や倒木裏から出てくるといった感じで異なってます。また、不明種は無翅なのでハサミムシ科の一種ということは間違いなく、東京都本土部昆虫目録に記録されているハサミムシ科4種からハマベ、コバネ、ヒゲジロを除けば、残るのはコヒゲジロ1種です。

・・・・・というわけで、めでたく、個人的に4種目のハサミムシとなりました。
今回のまとめとして、ハサミムシ科の似た者どうし3種を比較した画像を添付しておきます。

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No title

こんばんわ。
都会のハサミムシも、数は減ってるんでしょうかねぇ。少なくとも、アスファルトに覆われた場所は増えて、潜り込めるような地面は見かけることが少なくなってますからね。
ヒゲジロハサミムシはこちらでも最普通種です。子供の頃の記憶では、確かに昔はハマベハサミムシばかりだったような気がします。

No title

昔は、ヒゲジロハサミムシ以外も小さいのを見たような気がしますが、最近はヒゲジロハサミムシしか見掛けません。
「3種を比較した画像」が掲載されたので、今後の参考にさせてもらうことにします。

No title

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Author:フッカーS
東京都在住。
東京23区内にどんな虫たちが生息しているかを、自分で探して確認することにこだわってます。本格的な求虫道に入って5年目ですが、虫の世界は奥が深く、分からないことだらけです。
写真は100%コンデジで撮ってます。
当ブログでは、学名は特にイタリック体で書いていません。

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