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クリーナー



そろそろセミの季節も終わりに近づいている。今年も沢山のセミが羽化したはずだが、短い一生を終えた大量のセミが地面に転がっているのは、多くの人にとって不快なものだろう。死骸はほっておけばいずれは土に還るが、そうした死骸をより迅速に分解処理する役割を担う虫たちが居て、しっかり働いている。まあ、食べる側からすれば単なる「食料」なんだろうけど、自然界の大きなサイクルとして見れば死骸も歯車の一部である。つまり、死骸は食べられて糞として排泄されることでより効率的に土に還っていくのであり、その役を担う虫たちの糧となっているのが死骸なのである。死骸が無ければ分解者も存在出来なくなるわけで、自然界では「死」さえも有効活用されていると分かる。そういった自然の循環システムの事を考えると、ふだん何とも思わないダンゴムシにすら改めて敬服の念を抱いてしまう。ありんこだって、然り。それに比べて人間はどうだろう。自らが自然のサイクルから外れている腹いせか、その循環を壊す行為ばかり繰り返している。人の生み出すものの多くは、自然に還元されないものばかり。地面をアスファルトで覆ったせいで、転がった虫の死骸が土に還るのを阻害してしまっている・・・・・。困ったものだ。虫たちが人知れず頑張ってコツコツと自然を造り出そうとしているのに、人はその努力を無駄にしてばかり。それでも不満ひとつ言わず、虫たちは今日も自分たちの役割をこなしているのだ。そんな虫たちを目の前にしたら、とっても頭が上がらない思いだ。気持ち悪いなんて言えるわけがない。醜いアヒルの子が美しい白鳥になる・・・私には、そんな神聖な儀式の1シーンのようにすら思えるのです。

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フッカーS

Author:フッカーS
東京都在住。
東京23区内にどんな虫たちが生息しているかを、自分で探して確認することにこだわってます。本格的な求虫道に入って5年目ですが、虫の世界は奥が深く、分からないことだらけです。
写真は100%コンデジで撮ってます。
当ブログでは、学名は特にイタリック体で書いていません。

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