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インドナガエンマムシ

目黒区の林試の森公園の難解虫、その3です。



樹皮下から出てきたエンマムシの仲間です。エンマムシの仲間の同定については、ネット上に「日本産エンマムシ上科概説」という専門的なサイトがあるので、そこで消去法や検索を試してみました。その結果、エンマムシ科エンマムシ亜科ナガエンマムシ族ナガエンマムシ属までは辿りついたのですが、その先が・・・・。鞘翅の背条の特徴やサイズを見ると該当はインドナガエンマムシ(Platysoma (Platylister) atratum)しか残らないのですが、添付画像と完全一致とはいかないのです(添付画像では鞘翅第1背条の胸部側に斜めのスジがはじっているが、採集した個体には斜めのスジは無い)。この斜めのスジ・・・ほかのエンマムシでは見られない線なんだけど、なんだろう?このスジさえ無ければ完全一致なんだけど・・・・。このインドナガエンマムシ、分布は伊豆諸島(三宅島)、九州、南西諸島および台湾となっており、東京都本土部昆虫目録にも記録はありませんが、最近に材とともに運ばれてきたのかもしれません。
とりあえず、これをインドナガエンマムシとして良いのかどうか判断出来ない(検索表には無いPlatysoma (Platylister) borneolumなどの移入種の可能性もある)ので、「Platysoma (Platylister) sp.」としておくしかありません。
23区内の虫・・・・なかなか手強いです(苦笑)。

★ 主な特徴
体長(顎の先端~腹端まで)6.3ミリ。
鞘翅第1~3背条は完全で、第4背条は第5背条よりも短い。

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追記
その後、ezo-aphidさんがエンマムシの専門家に画像を照会してくださり、インドナガエンマムシでほぼ確定となりましたので、タイトルから「?」を外しました。詳しくはコメント欄をご覧下さいませ。ezo-aphidさん、大変ありがとうございました。

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No title

ezo-aphidさん、こんばんわ。
専門家様へのご照会、有難うございます。自分の中ではインドナガエンマムシでほぼ確定していたのですが、やはり専門家のお墨付きが有ると無いでは大違いです。
他のブログなどでezo-aphidさんのコメントをよく目にしますが、相変わらずの洞察力、勉強や資料集めへの熱意など、感服しております。ハエ類なども調べてらっしゃるようですが、私にはとてもハエは太刀打ち出来ません。

No title

今さらでしょうが、専門サイトの書き手である大原教授に見ていただきました。即刻に以下のお返事を戴きましたのでお知らせします。
「多分インドナガエンマムシで良いのではないかと思います。
おそらく移入と思います。 琉球では、バナナなどのやや腐敗した湿った樹皮下、腐った果物の下などで見つかり ますので、植物性(果物などの)の腐敗物とともに運ばれた可能性があるかと思います。」
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Author:フッカーS
東京都在住。
東京23区内にどんな虫たちが生息しているかを、自分で探して確認することにこだわってます。本格的な求虫道に入って5年目ですが、虫の世界は奥が深く、分からないことだらけです。
写真は100%コンデジで撮ってます。
当ブログでは、学名は特にイタリック体で書いていません。

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