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萎んでるけどデカイ・・・毛虫!



マイマイガの幼虫は珍しくもないが、今まで見たこと無い状態に出遭った。まず思ったのは「デカイ!!」ということ。測ってみたら長さが90ミリ近い!しかし、長さに対して体の幅は無く、幅があるところでも10ミリ程度しかない。これはいったいどういう状態なのか悩んだが、印象からすると体の中身が溶けて体が伸び、その後溶けた中身が吸い取られたせいで萎んだような格好になったんじゃないかと思えた。実際に経過を見ていないので推理が合っているかどうかは分からないが、過去に一度、ヤガの幼虫が大きなクモに捕まって、体の中を溶かされてダラリと長く伸びていた光景を見たことがあり、原因としてはそれくらいしか思い浮かばなかった。もし犯人がクモだったとしても具体的な種類までは分からないが、おそらくは徘徊性のクモだろうと思う。樹上の徘徊性クモといえばキハダエビグモやキハダカニグモあたりが思い浮かぶが、写真を撮った場所やその周辺では見かけなかったという点が気になるが・・・・まあ、そんな普通種が居ない公園の方が珍しいと思うので、可能性としては高いんじゃないかと思う。ちなみに、写真を撮った公園でよく見かけたのは、イオウイロハシリグモやキンイロエビグモなどだった。もちろん、あくまでも勝手な推理であって、実際の犯人は別に居るかもしれない。中身を吸い上げるといえばサシガメ類なんかも思い浮かぶが・・・・果たして。
それにしても、薄暗い公園の樹上で長さ90ミリもの毛虫をたくさん目にしたら、さすがにちょっと鳥肌が立ってしまう(笑)。

PS:おちゃたてむしさんのブログにマイマイガ幼虫の大量死に関する記事があり、マイマイガの幼虫にウイルス性の病気が流行していると書かれていた。このウイルスについて調べてみたところ、このウイルスはバキュウロウイルス科に属する「マイマイガ核多角体病ウイルス」というらしいことが分かった。このウイルスは不思議なことに大発生の終息期だけに流行し、そのほかの年には病死虫を見かけることは無いのだという。なるほど、私が推理したクモ犯人説ならほかの年にもチラホラ見かけてることもあるだろうが、ウイルス感染説なら今まで見なかったことは納得がいく。しかし、都内では数は確かに幼虫は多いものの、例年より際だって多いというほどの発生では無い気がしている。また、都内各所で流行しているならほかの公園でも見ていそうなものだが、今のところ撮影場所の公園内の限られた一角でしか見ていないのが不思議だ。
まあ、とりあえずはマイマイガ幼虫の死亡原因と、体の長さが90ミリもあった理由は判明したので、そこはスッキリした。私が撮ったのとそっくりな画像が掲載されている参考ページも見つかったので、リンクを貼っておく。推理は外れたが、素人が考える推理なんて当たる方が稀なので気にはしない(笑)。


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フッカーS

Author:フッカーS
東京都在住。
東京23区内にどんな虫たちが生息しているかを、自分で探して確認することにこだわってます。本格的な求虫道に入って5年目ですが、虫の世界は奥が深く、分からないことだらけです。
写真は100%コンデジで撮ってます。
当ブログでは、学名は特にイタリック体で書いていません。

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