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ナガメの卵に寄生するタマゴクロバチ


 Telenomus sp.?

ササ類に産み付けられたカメムシ卵に産卵中の寄生蜂を見つけた。カメムシの卵は、周辺にウジャウジャ居るナガメの卵だった。カメムシの卵の種類が具体的に分かってくると、寄生者の方も具体的に誰なのかか知りたくなってくる。幸い寄生者は産卵に夢中で多少の振動では逃げなかったので、 かなり近付いて撮ることが出来た。採集した場合でも、撮影機材は変わらないので、これ以上のアップは望めない・・・・ということで、今回は採集はしなかった。体長は、触角を含めずに0.9~1.0ミリ。外見的にもそうだが、カメムシの卵に産卵していたことからハラビロクロバチ科タマゴクロバチ亜科と思われる。産卵する時の姿勢が後ろ向きで、後ずさりしながら産卵していたことからも、タマゴクロバチの特徴と一致する。性別は、もちろんメス。 胸部背に2本の長い溝は見えないので、おそらくTrissolcus属では無い。触角柄節は黒く、節ははっきり見えないが11節くらいに見える。複眼後縁と頭部後縁の距離がかなり近く、ほぼ接しているように見える。両端の単眼部近辺には、隆起した横長の凸部(?)がある? 胸部背はやや毛深い。脚はほとんど黄褐色。
タマゴクロバチ亜科のカメムシ卵寄生者の、主な所属は以下のとおり。
Gryon(ヘリカメタマゴクロバチ属)=ヘリカメムシ科などの卵に寄生
Encyrtoscelio(ツルハシタマゴクロバチ属)=ツチカメムシ科の卵に寄生
Eumicrosoma(ナガカメタマゴクロバチ属)=ナガカメムシ類の卵に寄生
Paratelenomus(マルカメタマゴクロバチ属)=マルカメムシの卵に寄生
Telenomus(ヒメタマゴクロバチ属)=チョウ目やカメムシ類の卵など様々
Trissolcus(カメムシタマゴクロバチ属)=カメムシ類の卵に寄生
ナガメ(Eurydema rugosa)はカメムシ科カメムシ亜科なので、前述の一覧から考えると最有力候補はTelenomus属となる。ネット上でTelenomus属を画像検索すると、似たような画像がゴロゴロ見つかる。具体的な種名は結局分からなかったが、ナガメの卵寄生者として明らかになっている種類が既に居る場合はそれが第一候補となる。素人としては、とりあえず属名についても確実にそうだとは言えないので、とりあえずは「Telenomus sp.?」としておく。

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Author:フッカーS
東京都在住。
東京23区内にどんな虫たちが生息しているかを、自分で探して確認することにこだわってます。本格的な求虫道に入って5年目ですが、虫の世界は奥が深く、分からないことだらけです。
写真は100%コンデジで撮ってます。
当ブログでは、学名は特にイタリック体で書いていません。

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