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ヒラタキノコバエ類(Keroplatus)の成虫



8月中旬頃にヒラタキノコバエ類(Keroplatus)の幼虫を見つけた公園に行ってみたが、今回は倒木に生えた黄色いキノコ類の裏側で沢山の幼虫や繭を見つけることが出来た。前回のように幼虫が列を成して群れている光景は無かったが、あちこちに生えたキノコの裏側にはほぼ確実に幼虫や繭があって、幼虫と繭の合計は数十匹に達したと思う。今回は、そんな幼虫や繭を一部採集してみた。



お持ち帰りした第一の理由は、幼虫の発光を見たい・・・・ということだった。しかし、室内を暗くしてみても、残念ながら発光は見られなかった。これはまあ、同じKeroplatus属でも発光しない種類だったのかもしれない。




帰宅して間もなく、持ち帰った繭から次々に成虫が羽化した。繭化してから羽化までの時間は短いようだ。面白いことに、羽化してきた成虫はもれなく腹面を上にして大の字にひっくりかえっていて、最初の一匹目を見たときは羽化後すぐに死んでしまったのかと思った。そのため採集容器のフタを開けっ放しにしてしまい、一匹目は腹面の写真を2,3枚撮った直後に飛んで逃げてしまった(逃避したのは室内だが、その後見つからず・・・)。羽化直後にひっくりかえった姿勢でじっとしている理由は分からないが、生存に有効な何らかの理由があるのだろう。触角はオスにありがちな形状をしているが、ゲニ出しは出来なかったので雌雄の区別は不明。おそらく本種と同種だろうと思われる個体が、すでに2008年の「一寸のハエにも五分の大和魂・改」で出されているが、添付されていた標本画像の雌雄の触角はほぼ同じに見えた。掲示板では具体的な種名も挙げられていたが、神戸で採集されたものと確実に同じとは断言できないので、無難に「sp.」とした。ちなみに、神戸で採集された幼虫の方も、短い期間では発光は見られなかったそうだ。
今回採集した繭は結局ほぼ全て羽化し、羽化した成虫は逃がしてしまったが、都内では普通に沢山の個体を採集出来る場所があるので、専門家から標本を依頼されればいくらでも入手可能な状況。

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ツノキノコバエ属の幼虫採取について

はじめまして。

本種は今の時期でも生息していると思われます。9月中旬頃は代々木公園で繭が多く見られましたので、今頃は産卵か幼虫期かもしれません。なお、新宿では過去に11月1日に繭や幼虫を見かけており、板橋区の赤塚公園では11月30日にも幼虫を見かけております。
代々木公園の多産場所については、サイクリングロード脇に適当な倒木が転がっている場所があったのですが、現在はロープが張られて立入り出来ないようになってます。しかし、同様な環境が整っていれば都内の他の場所でも採集できると思います。
ほとんど陽が当たらない場所に転がっている、腐敗が進んでサルノコシカケ科のキノコなどが生えている倒木の、裏側または側面の窪みなど。倒木の転がる場所の地面は湿り気が多い。そのような環境で複数回、幼虫や繭を見かけております。

無事に採取出来る事をお祈りしております。

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フッカーS

Author:フッカーS
東京都在住。
東京23区内にどんな虫たちが生息しているかを、自分で探して確認することにこだわってます。本格的な求虫道に入って5年目ですが、虫の世界は奥が深く、分からないことだらけです。
写真は100%コンデジで撮ってます。
当ブログでは、学名は特にイタリック体で書いていません。

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