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黒いフタホシコオロギ




落葉や倒木が多い公園でコオロギを探してみたが、倒木裏のコオロギは見つけた瞬間にあっという間に逃げ去ってしまうので、種類の確認がなかなか難しい。背面だけで種類が判断できればいいのだが、やはり顔の正面を見ないとはっきりしない。逃げたコオロギを追いかけて、ハラオカメコオロギ、ツヅレサセコオロギ、エンマコオロギの3種は何とか確認出来たが、ほかにも普通種が居たかもしれない。そんな中、上翅の基部に明瞭な黄紋がある、見慣れないコオロギを発見した。上翅の紋を除けば、体は全て黒色で、顔にも目立った眉斑などが見当たらない。
帰宅後に調べてみると、どうやらフタホシコオロギ(Gryllus bimaculatus)らしい。本来は奄美大島や沖縄島などの熱帯~亜熱帯域にしか居ない種らしいが、販売された飼育個体が野外に放たれて繁殖したのか、2003年には埼玉県で確認された記録がある。ペットショップのホームページなどに掲載されている赤っぽい個体とはかなり異なって見えるが、全身真っ黒なフタホシコオロギはクロコオロギとも呼ばれ、通常の個体よりも環境変化に強いことから人気があるのだそうだ。なるほど、そういう性質があるから、都内の公園でも生存出来たのだろう。全体的な個体数は不明だが、雌雄ペアで野に放たれたとすれば、数は少なくはないと思われる。ほかのコオロギと競合するかどうか分からないが、いずれアカボシゴマダラのように「都内最普通種のコオロギ」と成りはしまいか・・・・ちょっと心配だ。

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フッカーS

Author:フッカーS
東京都在住。
東京23区内にどんな虫たちが生息しているかを、自分で探して確認することにこだわってます。本格的な求虫道に入って5年目ですが、虫の世界は奥が深く、分からないことだらけです。
写真は100%コンデジで撮ってます。
当ブログでは、学名は特にイタリック体で書いていません。

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