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ヒメテントウの仲間

Nephus sp.

野外で見つけたときは、体長や上翅の赤紋などからアトホシヒメテントウ(Nephus phosphorus)だと思い込んでいたが、採集した個体を室内で撮ってみると、前胸背板の両側や頭部全体が赤く、上翅の紋もやや小さめだった。裏返すと、採集個体の腹面は赤い部分が多く、黒一色のアトホシヒメテントウとは明らかに別種だと分かった。外見的な特徴では、シコクフタホシヒメテントウ(Nephus shikokensis)か、Nephus flavifrons がよく似ていると思えた。シコクフタホシヒメテントウは上翅の1対の赤紋の他に、上翅の後縁にもわずかに赤紋があるというが、採集個体にもそれっぽい部分が見える。メスの胸部背板は黒一色だがオスは両側が橙色になるという特徴も一致しているように見える。しかし、シコクフタホシヒメテントウの体長についての情報が見つからない・・・・。外見が同じに見えても体長が大きく異なれば別種の可能性があるので、そこが確認出来なければ同定できない。Nephus flavifrons は海外の画像を検索して見つけたものだが、こちらは外見に加えて体長もほぼ一致した。しかし、この種が国内に居るかどうかは不明(記録は無い)。おそらく体形や触角などからみて、Nephus属だと思うが、Nephus属は東京都本土部昆虫目録に4種しか載っていないので、ひょっとすると都内初の種かもしれない。一度はオシマヒメテントウ(Nephus oshimensis)も候補に挙げていたが、他県のレッドデータブックを見ると「触角や口器が橙褐色で、雄の前胸背板に淡色部があることなどで、近縁の種と区別できる」と書かれており、頭部の色については触れていないことから「赤くはないんだろう」と判断したため、候補から外した。

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フッカーS

Author:フッカーS
東京都在住。
東京23区内にどんな虫たちが生息しているかを、自分で探して確認することにこだわってます。本格的な求虫道に入って5年目ですが、虫の世界は奥が深く、分からないことだらけです。
写真は100%コンデジで撮ってます。
当ブログでは、学名は特にイタリック体で書いていません。

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