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ヤガ科の幼虫-飼育中①


2013年11月1日に、多摩川河川敷の近くの公園でヤガ科の蛾の卵を採集しました。卵はササ類の葉上に並んでいましたが、卵の外観はヤガ科っぽかったので、おそらく孵化した後に糸をのばして下草の方に下りるんだろうと想像・・・。しかし、このとき、ササ類の下にどんな草が生えていたかをうっかりチェックし忘れていました。ただ、卵の外観を見たとき、卵塊が毛で覆われていなかったし、卵にうっすらと丸い模様が見えたので、おそらくヨトウガの卵だろうと判断。ヨトウガであれば、食草は多様で「ほとんど何でも食べる」といっても過言ではないほどなので、とりあえず適当に雑草を与えようと思っていました。


幼虫は、9日後の11月10日に孵化しました。孵化した初齢幼虫は、まずは卵の殻を食べ始めました。この時点で少し草も与えてみましたが、やはり草には見向きもしませんでした。卵は全部で211個あったので、全てが無事に孵化したらエサを採るだけでもタイヘンだと思いましたが、孵化に失敗して卵の殻をかぶったまま死亡する幼虫も多く、孵化の段階でかなり数が減りました。また、孵化後の食欲の問題か、湿度などの問題か、そのまま干からびていく幼虫もけっこういました。


前述のとおり孵化直後の初齢幼虫は草には見向きもしませんでしたが、いつ草を食べ始めるのか分からなかったので、とりあえず近所の道端で採った草を何種類か、飼育容器に入れておきました。それから10日ほど経った11月21日、幼虫は少し大きくなっており、糞が明らかに草を食べた後のような緑色のペースト状になっていました。よく見ると、半透明な幼虫の体内にも、緑色が見えます。そんな緑色の幼虫に混じって、やや褐色がかっている幼虫が何匹か居ましたが、そちらは成長がより進んだ個体のようで、実際に成長が進むにつれて褐色度が増し、背面の中央に白い条線が浮き出てきました。


さらに2、3日後、各節の背面に黒い紋が浮き出てきました。飼育中の幼虫はここまでずっとヨトウガだと思っていましたが、この段階に至って何となく違和感を感じるようになりました。埼玉の農作物病害虫写真集を見ると、各植物上のヨトウガ幼虫の画像が見られるのですが、ほぼ同じくらいのステージの幼虫と比べて、外見がやや異なっている気がするのでした・・・・。エサに関しては、とりあえず、与えた植物は何でも食べてるようで、ヨトウガでは無いにしても広食性だと実感。


さらに2日ほど経つと、体の横幅が増し、明らかに「太めな体型」になってきました。体の各節に見える暗色紋はさらに明瞭になり、真上から見ると逆V字に見えてきました。

 11月21日の幼虫。
食欲は増し、与えた草はみるみるうちに茎だけになっていきます。しかし、よく見ると、各幼虫の成長度合いはかなりバラつきがあります。


12月1日の幼虫たち。各幼虫の成長度合いには、ますます差が出てきました。ただ、小さい幼虫は食べていないから小さいというわけではないようで、見ていると大きな幼虫と同じくらいモリモリと葉っぱを食べています。それゆえに、体の大きさに差が出る原因がよく分かりません・・・・。

・・・・というわけで、次の記事へ続く。

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フッカーS

Author:フッカーS
東京都在住。
東京23区内にどんな虫たちが生息しているかを、自分で探して確認することにこだわってます。本格的な求虫道に入って5年目ですが、虫の世界は奥が深く、分からないことだらけです。
写真は100%コンデジで撮ってます。
当ブログでは、学名は特にイタリック体で書いていません。

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