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ヤガ科の幼虫-飼育中②


12月2日頃の幼虫。背面の斑紋がはっきりし、第一節に3本の白い条線が出てきたこと、すでに3回ほど脱皮しているらしいことなどから、中齢に入ったと判断しました。ただ、各幼虫の成長度合いは相変わらず差があり、同時期にまだ若齢の外観のままの個体も居たりします。幼虫の食欲はますます増しており、時期的にエサ探しに困り始めました。そこで・・・・・


12月6日、たまたま自分が食べるために買ってきていたサラダの中から、刻みキャベツを選んで与えてみました。すると、迷うことなくキャベツを食べ始め、容器いっぱいに入れたキャベツをほぼ1日で完食!それまで黒いウンコを排泄していた幼虫が、キャベツを食べ始めた瞬間から綺麗な緑黄色のウンコを出し始めたときは、思わず笑っちゃいました(笑)。それにしても、ホント、何でも食べる幼虫です。これなら、エサに困っても、代用品をスーパーで調達出来そうです。キャベツを食べるならレタス類もいけそうだし、レタスがダメだった場合でもキク科だったら春菊なんか食べそう・・・・。とりあえず、ヤガ科だったらキク科を食べるものは多いし。
ちなみに、本種が誰の幼虫なのかは飼育中もずっと探っていましたが、この時点ではヨトウガ亜科ではなく、モンヤガ亜科のクロクモヤガではないか・・・・と思い始めました。もしこれがクロクモヤガであれば、食草はキク科のハルジオンやタデ科のギシギシとされておりますので、キャベツを食べたのは新たな発見となります。ただ、クロクモヤガの幼虫がハルジオンやギシギシに見向きもせず、代わりにケマンソウ科のムラサキケマンを食べたという報告もありますので、実際はクロクモヤガなどもヨトウガ並みの広食性なのかもしれません。


12月7日の幼虫。孵化直後の幼虫は体長が1.5ミリ前後でしたが、それから1ヵ月近くが経ち、幼虫は大きい個体で体長14ミリ前後となりました。当然、体長に比例して食欲は増しておりますので、エサの調達にもひと苦労です。とりあえず、現時点ではどんな植物でも好き嫌い無く食べてくれるので良いのですが、これがクロクモヤガだとすれば終齢幼虫は体長40~45ミリとなり、羽化する春まではまだまだ長いので、このままだと時期的にもご近所の雑草は尽きてしまいそう・・・・。これが飼育下でなく自然に這い回ってる幼虫だったら、これほど食欲旺盛でエサの問題はどうするんだろう?まあおそらくは、エサが無くなって餓死する幼虫も多いのではないかと思いますね。そうやって数が自然淘汰されていくから、春にやたらと成虫を見かけることも無いんでしょう。


12月8日の幼虫。頭部の斑紋もはっきりしてきましたが・・・・やはりこれ、クロクモヤガっぽいですよね。まあ、実際に羽化してみないとはっきりとは言えませんが、顔といい背面の模様といい、クロクモヤガである可能性はかなり高そうです。

・・・・というわけで、飼育はまだまだ続きます。終齢に入るのはいつ頃か分かりませんが、何らかの進展が見られたら、また記事を書きたいと思います。

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フッカーS

Author:フッカーS
東京都在住。
東京23区内にどんな虫たちが生息しているかを、自分で探して確認することにこだわってます。本格的な求虫道に入って5年目ですが、虫の世界は奥が深く、分からないことだらけです。
写真は100%コンデジで撮ってます。
当ブログでは、学名は特にイタリック体で書いていません。

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