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アリガタバチ科 Laelius sp.




これまた1月5日の石神井公園チェックで採集した、アリガタバチの一種です。ぱっと見は、過去に採集したカマキリカツオアリガタバチ(Laelius naniwaensis)とそっくりですが、今回の個体は体長がおよそ4ミリとじゃっかん大きめ。農業環境技術研究所の標本館所蔵タイプ標本を見ると、同属のオオアラゲアリガタバチ(Laelius yokohamensis)も外見がそっくりで、和名からしてこっちの方が体長が大きそうなんですが、胸部背後方の四角い部分が標本画像よりも幅が狭く、同箇所に縦に走っている溝の本数も少なく見えるので、オオアラゲアリガタバチでは無さそうです。この胸部背後方の四角い部分の特徴が最も近いのが同属のキアシアリガタバチ(Laelius yamatonis)で、東京都本土部昆虫目録にも記録があります。採集した個体の脚は全て黄褐色なので、その点でもキアシアリガタバチに近い気がするのですが、標本画像とは触角の先端側の色が異なって見えます。東京都本土部昆虫目録には、キアシアリガタバチの他にアシグロアラゲアリガタバチ(Laelius nigrofemoratus)の記録もあるのですが、これは異なっている部分が多過ぎるので候補から除外して良さそうです。そんなわけで、はっきりと種名まではたどり着けなかったのですが、触角の長さや色をはじめ、頭部の形状や脚の色・形などから考えて、Laelius属なのは合ってると思うので、とりあえず「Laelius sp.」としてファイルしておこうと思います。

PS:その後、採集個体の細部を寺山守氏の「日本産アリガタバチ科検索表」で検索してみたところ、これもカマキリカツオアリガタバチ(Laelius naniwaensis)であることが分かりました。

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Author:フッカーS
東京都在住。
東京23区内にどんな虫たちが生息しているかを、自分で探して確認することにこだわってます。本格的な求虫道に入って5年目ですが、虫の世界は奥が深く、分からないことだらけです。
写真は100%コンデジで撮ってます。
当ブログでは、学名は特にイタリック体で書いていません。

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