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過酷だよ



フタスジヒラタアブの幼虫に捕食されている、シャクガ類の若い幼虫。それより大きい中齢くらいの幼虫が傍らで胸を撫で下ろしているように見えるが、よく見ると右側の幼虫には寄生蜂の刺し痕と思しき黒ずみが見える。
毎年たくさんの虫を見かけるが、どの虫もこんな厳しい環境をくぐり抜けてると思うと、ありきたりの虫を見ても思いが深まる。

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No title

確かに悪食きの類かもしれませんね。しかし、「食べてみたら意外とイケルじゃん」といった感じでしょうか(笑)。
獲物探索能力に関しては、うまく出来てるというか・・・・例えばフタスジヒラタアブなんかは公園の境界ロープに巻きつくような形で鎮座していることが多く、同様な場所で今の時期によく見かけるシャクガ類幼虫なんかは一本道のロープ上で、アブ幼虫を跨がないと先へ進めないような位置取りになっていたりします。獲物が自らやって来るので、あとはただ寝て待てば良い・・・・というような、アリなんかから恨まれそうな食生活が出来ているようです(笑)。
今のところアブラムシ以外の虫を食べるヒラタアブ幼虫は、個人的にフタスジヒラタアブしか見たことがありませんが、毎年今頃にフタスジヒラタアブ同様の人工物上で見かける緑色のヒラタアブ幼虫が居るので、ひょっとするとそちらも悪食きの類かもしれません(4つ前の記事の下段左の幼虫がそれです)。

いかもの食い

おー、これは・・・。「捕食性のヒラタアブといったら、普通はアブラムシ食でしょ」と思ってる私には、これは悪食きのたぐい、です。
しかし、Dasysyrphus属のtricinctusはアブラムシ食を捨てつつ、蛾類幼虫や(たぶん)ハバチ類幼虫を選ぼうとしている種、という解説(Rotheray &Gilbert,1989)がありますので、同属のフタスジヒラタも、たぶん同じ方向性なのでしょう。小さいアブラムシをちまちま食べるより、大きな獲物にあたれば満腹となる「宝くじ的生活者」ともいえそうです。そのぶん獲物探索能力がすぐれてないと、飢え死にの危険もありますね。
このようないかもの食いは、Xanthandrusヨツボシヒラタがスガ・ハマキガ類幼虫、Parasyrphus nigritarsus オオクチグロヒラタがハムシ類幼虫の例があるそうです。
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フッカーS

Author:フッカーS
東京都在住。
東京23区内にどんな虫たちが生息しているかを、自分で探して確認することにこだわってます。本格的な求虫道に入って5年目ですが、虫の世界は奥が深く、分からないことだらけです。
写真は100%コンデジで撮ってます。
当ブログでは、学名は特にイタリック体で書いていません。

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