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謎のハムシ-その5



カラタチに寄生する例のハムシ。専門家とのやりとりで、「おそらく Podagricomela weisei だろう」ということになったわけだが、その後5月上旬頃には葉に潜っていた幼虫の姿が見えなくなり、葉は食べ尽くされたり枯れ落ちたりでカラタチはほとんど枝のみの姿となった。姿を消した幼虫はどこに行ったのか分からなかったが、おそらく土中などで蛹になっていると予想していた。枸橘潜叶甲(Podagricomela weisei)の中国の文献では「年一化」となっていたので、新葉も生えないのでこのまま来年まで休眠するのか・・・・と思ったが、6月上旬にフラリと現場に寄ってみると、カラタチ上に何やら見覚えのある黒い粒が・・・・・。「成虫が出てる!」
何と、成虫が再び姿を現し、わずかに残った葉を食べていた。2014-04-25の記事「謎のハムシ-その2」の中で、「2日前に交尾してて、早くも幼虫が育っている・・・・年一化とは思えない早さだと感じる。このペースだと年三化くらいしそうな勢いだ。」と書いたが、ひょっとすると予想が当たってしまうかもしれない。現在カラタチ上に出ている成虫が、このまま年を越すとは思えない。もう一度交尾&産卵がありそうな気がするのだ。しかし、こんなに葉がボロボロで僅かしか残ってないカラタチ上で、満足に食事が出来るのか??・・・・・と心配になったが、よく見ると葉はもちろん、枝の部分まで食べている!カラタチ上には現在かなりの数のハムシが居て、もの凄い食欲でカラタチを食べているが、枝まで食べるなら充分に腹を満たすことは出来そうだ。本種のライフサイクルはまだ不明だが、国内に入ってから気候や食物環境の違いによって、国外で見られる個体群とは異なるサイクルとなっている可能性は無いとは言えない。とりあえず今後もちょくちょく、経緯を観察していこうと思う。

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No title

こんばんわ。千葉の害虫情報の件は、こちらもハムシの先生から報告をもらいました。報文の準備は着実に進んでいるようですので、近いうちに正式な和名が決まると思われます。現時点ではとりあえず、「カラタチ○○トビハムシ」となるような事を聞いております。

和名

その後、どうなったのかなと探してみたら、千葉県から害虫情報として公表されていました。和名がまだ無いようですが、カラタチトビハムシでいいんじゃないですかねー。レモントビハムシと生態が似てるし、かんきつ類の害虫かな? と連想できますし。

www.pref.chiba.lg.jp/lab-nourin/nourin/boujo/documents/2015-0116zyouhou4.pdf
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Author:フッカーS
東京都在住。
東京23区内にどんな虫たちが生息しているかを、自分で探して確認することにこだわってます。本格的な求虫道に入って5年目ですが、虫の世界は奥が深く、分からないことだらけです。
写真は100%コンデジで撮ってます。
当ブログでは、学名は特にイタリック体で書いていません。

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