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タンポポの葉内の双翅類幼虫



タンポポの葉っぱの中に、双翅類らしき幼虫が潜り込んでいるのを見つけた。種類を知りたかったので、葉っぱごと採ってきたが、例によって、時間が経つと幼虫が葉っぱから這い出してしまった(これは、飼育失敗のパターンだ・・・・・orz)。
幼虫の外見から、属とまで行かなくても科くらいまでが分かれば良いのだが、我がカメラは何十枚撮ってもどういうわけかピントが全く合わない(焦点がどこにも合ってない・・・・・orz)。何となくミズアブ類の幼虫に形が似ているのだが・・・・・果たして。
ハエの類は、蛹を採集して羽化を待っても失敗続きなので、幼虫からだとさらに羽化が期待出来ない。・・・・・困った。


PS:ezo-aphidさんからコメントをいただき、「タンポポハフクレフシ(タマバエの一種 未同定)」と教えていただきました。「Cystiphora taraxaci」で画像検索すると、なるほどそっくりな画像が海外のサイトで見つかります。
幼虫は葉から脱した翌日くらいに少数の個体ががうっすらと繭のようなものに包まれ、現在は全く動かない状態です。

 2014.6.15.

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No title

>ところで、虫えい図鑑の「タンポポハフクレフシ」の項に、オオバナニガナ(Ixeris dentata)の虫えいから9月下旬に成虫が羽化している、とあります。この成虫がタンポポとニガナを寄主とする、という意味なのか、よく判りません。

うーーん、普通に考えれば寄主はタンポポとオオバナニガナの2種ってことでしょうか。ひょっとすると季節によって寄主を変えるのかもしれませんね(春から初夏はタンポポ、晩夏から秋はオオバナニガナ?)。今後、タンポポとオオバナニガナの両方でハフクレフシの有無を確認するとともに、現在飼育中のタンポポの蛹がいつごろ羽化するかを見ていきたいと思います。

Cystiphora

あぁ、ハチジョウナでしたか(夢じゃなかったんだ)。そのハフクレフシは、日本ではエゾ地だけの珍品だとは知りませんでした。
Cystiphora sonchi はカナダに導入されてキク科59属の寄生性を試したところ、 Sonchus属のみ arvensis, oleraceus, asper で増殖したそうです(Peschken, 1982、Entomophaga 27(4))。こちらの所属もtaraxaci と同様な位置づけになるだろうと想像しちゃいます。
ところで、虫えい図鑑の「タンポポハフクレフシ」の項に、オオバナニガナ(Ixeris dentata)の虫えいから9月下旬に成虫が羽化している、とあります。この成虫がタンポポとニガナを寄主とする、という意味なのか、よく判りません。

No title

エゾ地の似たような斑紋。タンポポハフクレフシのことを虫えい同好会の掲示板に投稿してみようかと思って覗いたときに、「ハチジョウナハフクレフシ」の投稿記事を見つけましたが、たぶんそれだと思います。虫えい図鑑では D-090 だそうです。葉の虫えいの外見が似ていたのでタマバエの属名を確認しようと「Sonchus/Cecidomyiidae」で検索してみたのですが、ハチジョウナのタマバエは別属のようでした。Sonchusのタマバエでヒット数が多かったのはCystiphora sonchiでしたが、そちらはSonchus asper glaucescens(オニノゲシ?)のようです。

Cystiphoraは・・・・ありゃ?7種でしたか。キク科の属単位で種が決まってるなら絞込みがしやすいですが、まずは7種の寄主植物が明記された目録を探さないといけませんね・・・・・なかなか大変そうです(汗)。

Cystiphora

えーと、深入りすると調べなきゃならないことが山ほどありそうです。
まずこの属は canadensis, leontodontis, sanguinea, schmidti, scorzoneae, sonchi, taraxaci の7種がいます(Animal Diversity Web より) 。このうち canadensis を除く6種は欧州産のようで、キク科の属単位で寄主が決まっているものと想像されます(要確認)。taraxaci はインドのリストにもあり、カナダからの分布報告がありました。日本のタンポポハフクレフシの初記録は岩手県のようです(門前、1932)が、どの程度の記載なのか判りません。
可能性としては、1)カナダと同じくtaraxaci の侵入、2)欧州産 taraxaci と同祖先の亜種または代置種、が考えられます。いずれにしても専門家による欧州産種との比較検討が必要ですね。
 エゾ地でもこのような葉の斑紋を見たような記憶が、ハチジョウナ Sonchus だったかタンポポだったか・・・・、夢だったかも。

No title

Cecidomyiidae-Cecidomyiinae-Oligotrophini-Cystiphora(Kieffer, 1892)
 sanguinea (Bremi, 1847)
  =hieracii (Löw, 1874)
  =pilosellae Kieffer, 1892
 sonchi (Bremi, 1847)
 taraxaci (Kieffer, 1888)

とりあえず、同属は3種のようですね。

No title

いえいえ、判りそうな時だけで充分でございます。それでもこちらは大変助かっております。
幼虫の体形が何となくワラジ形っぽいので、過去に見たものとの比較でミズアブ類かなぁと思ってましたが、実はタマバエ類でしたか。
教えていただいた学名で検索すると、確かにそっくりな葉の外観や幼虫が出てきました。ただ、成虫の画像は出てきませんでしたので、現在飼育中の幼虫を何とか羽化させたいなぁ・・・・と思ってます。
タンポポなんて日本中どこにでも生えている雑草ですが、「タンポポハフクレフシ」で検索しても国内では画像どころか単語すらあまりヒットしないのが意外です。兵庫県立人と自然の博物館収蔵資料目録 第4集 ママエフコレクション目録(ユーラシア産双翅目,鞘翅目標本)のp24に名前が載ってましたが、タイプ標本はどこなんでしょうね。寄主となっていたタンポポの種類までは確認していませんが、もし在来タンポポではなく外来タンポポに寄生していたとすれば、Cystiphora属タマバエも欧州などからの外来種ってことになるんでしょうかねぇ。

現在、幼虫は容器と葉裏の間に移動して、全く動かない状態です。葉から脱した翌日くらいに幼虫の一部がうっすらと繭のようなものに包まれましたので、おっしゃるとおり蛹化したものと思われます。湿らせたティッシュは入れてませんが、ときどき容器内に霧吹きして湿気を保持しております。
ただ、蛹化までは行っても(あるいは蛹を見つけて採集してきても)、その後羽化してこないという例がけっこう多いので、実際に羽化するまでは心配が続きます。

とりあえず、「虫えい図鑑」も直に確認してみたいと思ってますが、運悪く近所の図書館には置かれていないので、まずは所蔵してる図書館探しから始めなくちゃなりません・・・・orz

タマバエ科

いつもながら、判りそうな時だけ顔を出します(ハズカシナガラ)。
「虫えい図鑑」で D-084 タンポポハフクレフシ (タマバエの一種 未同定)とされてるものですね。Cystiphora taraxaci で検索すると北欧のサイト画像でタンポポ葉に同様の斑紋が見られますので、少なくとも属は同じでしょう。
(体色が白から黄色に変わったのは)蛹化のために脱出したようなので、少し湿らせたティッシュにおけば、そのうち蛹になるのではないでしょうか。
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フッカーS

Author:フッカーS
東京都在住。
東京23区内にどんな虫たちが生息しているかを、自分で探して確認することにこだわってます。本格的な求虫道に入って5年目ですが、虫の世界は奥が深く、分からないことだらけです。
写真は100%コンデジで撮ってます。
当ブログでは、学名は特にイタリック体で書いていません。

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